昭和音楽大学「メサイア」

大学時代の後輩が転校して昭和音楽大学で音楽(バイオリン)を学んでいます。そのため、サントリーホールで行われた「昭和のメサイア」を聞いてきました。
ヘンデルメサイアは「ハーレルヤ、ハレルッヤ、ハレルッヤ」のあのコーラスで超有名な曲。でも全曲を聴くチャンスは、このクリスマスがいちばん多いですね。何を隠そう、わたしも最初から最後までちゃんと聴くのは初めてでした。


この曲については、このサイトで詳しく解説されているようです。

全体は3部構成ですが、さらに細かく分かれていて、曲ごとにメインになるボーカルが違うし、曲ごとに雰囲気がいろいろ変化があって面白いのでクラシック初心者でも結構取っつきやすいかも。それに、声楽と弦楽が組み合わさると、これほどまでに優しくて暖かいハーモニーが生まれるんだなあ、と、感動いたしました。「ハレルヤコーラス」の部分で起立する習慣があるのですが、この立って聴くという行為、気持ちの良いものですね。もっとも、起立したお客さんはあまり多くはなかったですが。
後輩もすっかりプロの顔で弾いていました。さすがです。楽屋で出待ちして話しましたが、元気そうで何よりでした。


さて、今年の「昭和のメサイア」はサントリーホールと、12月23日(祝)にミューザ川崎シンフォニーホールでも行われます。くわしくは昭和音大メサイアの告知のページでどうぞ。
http://www.tosei-showa-music.ac.jp/messiah041223.html