今日のチャングム&IT革命

今日のチャングムではついにチェ女官長クミョン最高尚宮が投獄されてしまいました。しかもこの件に関して、チャングムの手出しは無かった。それどころかチャングムの掴んだ事を公表すれば、二人は釈放されるという展開に。構成が巧妙ですね。ヨリが前女官長とつながっていた事といい、意外なる急展開。
この場合、チャングムが黙っているわけは無いな〜と見ていて思ったのですが(例のアヒル事件の真相が闇に葬られてしまうだけだし)やっぱりそうでしたね。
さて、来週は今度はチャングムが投獄されてしまうみたいで、人生のシーソーゲーム、どっちがどうやって勝つか、目が離せませんね。


ところで、これ考えたら時代考証もへったくれも無いのですが、内医院の書庫のシーンでいつも思うのは、「この本の山、すべてwikiになっていたら、仕事がはかどっただろうなあ」ということ。それも、改訂履歴保存機能付きのwiki
そうするとチャングムが王様の病状日誌を持ち出すシーンも、小型のUSBメモリを差し込んでダウンロードする事になりそう。あるいは内医院からハッキング。
今回のお話のキーだった「王様は皮膚が弱く、鍼をさした跡が腫れることがある」ということも、記録が楽なので書かれていたかもしれないし。
朝鮮人参の香りが染み付いたiBookを片手にチャングムが「おかしいわ。こんな症例は過去300年間記録されていないわね?」などとつぶやいてチャンドク様とブログでトラックバックの応酬の末に症例を見つけ出したりして。
あらすじが決定的に変わりそうなのは、アヒル事件の顛末でしょうね。硫黄を食べたアヒルは体にいいことが証明できれば良いわけで、それはあの村人たちのブログからいくらで証拠が見つかる事になりますから。そうすればハン尚宮様もあんな死に方をしなくて済むので、チャングムと二人で水刺間をもり立てていけたかも。
嗚呼、チャングム現代編。


こうして考えてみると、情報を記録する事が如何に身を守る事につながるか、よく分かります。正しい記録は、何にも勝る武器になる事でしょう。