経済最前線「web2.0」

ホントに5分の梅田さんインタビューでした。最初、ニュースとかやっているからチャンネル間違えたかと思ってました。これ(はてなを皆さんがどう利用し、どのように捉えているのかを教えてほしいと思います。 何でも、はてなが8月くらいに某テレビ局で特集されるらしく、現在テレビ局の方がユーザーにはてなのことをインタビューしているみたいなのです。 でも、そうやってわざわざ電話でユーザーにインタビューするのって、はげしく1.0的だなと。そんなときこそ、Web2.0的に人力検索してみればいいのにと思いまして、テレビ局の代わりに皆さんにお伺いしたいのです。 はてなのどんなサービスを使っていますか?そのサービスの競合他社との違いは?それって実生活でも役立ってます?自己流の使い方や、逆に、こんなところは直してほしいなど、テレビ局の人がこの質問を読んでいるという過程で、はてなのこと、ひいてはWeb2.0のことを、皆さんのお好きな観点からいろいろと教えて下さい。)と関係ある? はてな社内は1カットだけちらっと写っただけですが。
(このときのメールはウチにも来ていて、同じ番組なので)

↑訂正。 メールが来ていたのは「経済最前線」じゃなくて「経済羅針盤」でした。同じNHKなのでややっこしいくて。(2006/08/04)


さてと。さらっと名言集みたいの。番組の言葉そのままじゃなくて気になったキーワードのメモですメモ。

  • 「IT革命ではなくI革命」
    • 【IT(情報技術)革命】からT(テクノロジー)を抜くと、【I(自分)革命】に早変わり!
      • 確かに、自分がしっかりしてなくちゃ流されて終わっちゃいます。はてなブックマーク、面白いもんなあ……。
      • テクノロジー的な事を深く気にしなくてもネット表現が出来るようになって来たこと(チープ革命の一つの側面)の本質をズバリ言い当ているでしょう。XOOPSとか使っていると、「5年前ならCGIを組み合わせまくって苦労した会員制サイトが、こんなに簡単に作れるなんて!」と感心するやら呆れるやらです。
  • 「知的好奇心」
    • Web 2.0の解放空間では、有志がよってたかって面白いものを作るパワーがスゴいって話。で、リスク(ネット犯罪とか著作権とか)がいろいろあるけれど、遠くから見ていて「危なそうだから近づかない」じゃなくて、知的好奇心を持って参加してみて「リスクを正す」ことが必要で。若い世代に期待というようなお話。
      • 若い世代というより、「気持ちが若い」全ての人に期待というべきでは! 「趣味悠々・中高年のためのパソコン入門・ブログに挑戦してみよう」とか見ていて、表現意欲があれば年齢関係ないなあと実感してます。むしろ、人生の酸いも甘いも噛み分けた大先輩方こそが、こういうツールを使って面白い事しそうで、そっちの方が気になってますよ。そういう人が若い世代にビシッと言って欲しいもんです。ネットにはルール無用な連中もいますからねえ。どうか、人生の先輩諸氏には「ついて行けない」とあきらめないで欲しい。近場の若い世代に使い方を聞く勇気を持って下さい。世代間格差がメチャクチャ心配です。ネットの向こうとはいえ「人を大切にする」姿勢は、そういう世代の方々の方がむしろ敏感かもしれません。
      • 事のついで。著作権については、利権を持ってる著作権管理団体ばっかり私腹をこやす理不尽が気になっています。著作権保護期間70年に延長というのにはこの時勢にかなり疑問。既得権を守り続けようとしてるようにしか思えない。売買情報がやり取りされる新しい方法が色々あるから、作り手がオーディエンスにダイレクトアクセス的にコンテンツを売ったり、それを買ったりする事がもっと一般化して、「著作権は作り手が食べて行くための権利」という原点に還って欲しいなあ。


以上、感想なり。