ソプロスブラジル デビューライブ(江古田 Buddy)

自由演奏会の指揮者でもあるチューバ奏者の杉山淳先生……こと、Bossjunさん出演とのことで、江古田のBuddyにて日本で初めての「ブラジル音楽専門吹奏楽団」という『Sopros Brasil(ソプロスブラジル)』のデビューライブに行ってきました。
ニューサウンズインブラスにも、「イパネマの娘」「ブラジル」「恋のカーニバル」その他など、幾つかブラジル音楽は入っていますが、ボサノヴァ、フレヴォーを含めて、ブラジル音楽を体感するチャンスってなかなか無いかもしれません。浅草サンバカーニバルとかくらいで……。
でも、そういうこともあるから逆にこういう試みは面白い。音をかぶりつきで聴けるので、スゴく興奮しました。スタートが20時で、エンドは23時近かったので、その間MCや30分の休憩はあった物の、ずっと演奏していたわけですからねえ。


フィルムケースを使った簡単なシェイカー(マラカスみたいに粒を沢山入れた楽器)が配られていて、それを振りながら演奏を体感してみたり。振ってみると良く分かりますが、アンコール1曲目の和製サンバ「マツケンサンバ」と、他の今日やったような曲では、ノリが全然違っていたんですよ。MCにもありましたが日本でのサンバの捉え方と原曲は、根本的に何かが違っているのかも?
プログラム後半では男女2ペアのダンサーも参加し(彼らもソプロスブラジルのメンバーだそうです。演奏者ではないですが、そういうことです)、華麗なステップと素晴らしい笑顔でますます盛り上がりました。
そう、ブラジル音楽は踊ってナンボなんですね。


会場売りしていた「PASSO DE ANJO SPOK Frevo ORQUESTRA」というブラジル音楽のCD*1を聴きながらこれを書いていますが、スゴく前向きなリズムで、キーボードを打つ手も弾みます。これは楽しい。
いいですね、ブラジル音楽。落ち込んだ時にはこれでカラッと!

*1:ブラジル音楽界のグラミー賞みたいな賞を受賞したそうで、ソプロスブラジルのサックスの方が参加しているそうです。