猫版「銀河鉄道の夜」

この間、「ますむら・ひろし」さんの展覧会で買って来たこの本。
今日はじっくりと読んでいました。
疲れ切ったココロとカラダに効くなあ。絵柄が。
登場人物が、すべて猫でも違和感が無いのは素晴らしい。
(もっとも、じぶんが「アタゴオルは猫の森」で慣れてしまったせいかもしれませんけれども)


自分はひゃっぺんも焼かれてまで、みんなのさいわいのために生きられるか……というと、ちょっと厳しい。
でも、みんなのさいわい、ってなんだろうなあ、とは思いました。
まだまだ分からないなあ。
でも、こう考えている事自体が、宮沢賢治さんのご遺志ではないかな……と、思います。


もう少し精神的に落ち着いた頃に、読み返してみたいですね。


BGMはこれ。作品にぴったりでした。まあ、宮沢賢治作品のイメージアルバムなので当然と言えなくも無いですが。それにしても、いろいろなシーンにピタリとはまるので……。

イーハトーヴ~故郷の蒼い空~

イーハトーヴ~故郷の蒼い空~