シュキオンの希望

ヘラクレスの栄光 ~魂の証明~

ヘラクレスの栄光 ~魂の証明~

バイタポスの正確な場所を調べるため、まずは大変なことになっているというトランティアを目指す不死身ご一行様。
その途中で神殿が見えたので立ち寄ります。多分、これが最後の参拝になるのでしょうか?  鍛冶とクリエイティブの神様、ヘファイストスの神殿です。ヘパイトス、という方が一般的かもしれませんね。
でも、バイタポスの方から闇のエーテルが大量に流れて来ているせいなのか、やっぱりこのあたりも真っ暗。薬草やニンジンはなんとか生えているようですが、まともな植物はもちきれないようです。参拝客も、どちらかというととりあえず避難して来たふうで……。ここで身に付くスキルの火種は「昇天」。みんなあの世に行ってしまったからなあ……。最後を締めくくるにふさわしい? スキルですね。
そして、噂のトランティアの城下町へ到着……真っ暗なガスが流れて来ていて、まともな人間なら目も痛ければ呼吸も苦しいという状態。みんな沈黙してしまうのは、このガスで黙らされてしまうからなんでしょうか。なお、一応、プロメテウスの像もありますが……もうここまで強くなると、何も身につけられやしないようです。民家の室内にある観葉植物も枯れ果て、魔法草もありません。それから、お城もあるのですが、がっちりと閉められてしまっています。やっぱりアゴン将軍のせいでしょうね。これ。
かなり大きな街なので、無事に商売が出来るようになったら相当いろいろなものが買えるでしょう。営業できない事態なのが恨めしい……。
さて、街の南門の方へ向かうと、無事な人を発見。この街に戻って来たばかりで、家族を捜しているとのこと。彼の話では、どうやら南地方の山間にバイタポスがあるようです。そして……そのご家族は、さすがの不死身ご一行様も心当たりがないだろうなあ、と、プレイヤーは思っていたのですが、シュキオン曰く「レンツに逃げて来た家族がもしかしたら……?」などと、初耳なことを!
どうやら嘘から出た真を狙ったらしい? 「たとえ嘘でも希望は必要」とシレッとして言っていますが、たしかに、この事態では、本当にレンツ方面に避難している可能性は大きいですし、いつまでもこの街に残っていても仕方がありませんしね。


さて、最後のタポス……バイタポスに到着しました。周辺を見て回り、とくにトラップがないことを確かめて、中に入ると……すでにひみつの階段が出現しています。やはり、アゴン将軍が来ているのでしょう。
中に誰も入れるな! と警備している不死の兵士と戦闘して昇天させ、中に踏み込むと……広い! 今までの4倍以上の広さがありそうです。そして、迷路のしかけが結構入り組んでいることも覚悟しなければならないようですね。


ここまできたら、ちょこちょこアイテムを盗むのはやめて、どんどん攻めて突破して行く方がいいでしょう。精神的にも。
ともかく、最後の挑戦、まずは地下1階を突破しました。地下2階、地下3階……そしてどこかにあるだろう最下層で、不死身ご一行様を待ち受けているだろう、アゴン将軍。今度こそ、決着を!