うごくせきぞうとの対話

真・女神転生 STRANGE JOURNEY(ストレンジ・ジャーニー)

真・女神転生 STRANGE JOURNEY(ストレンジ・ジャーニー)

前に歩き続ければ、いつかはゴールにたどり着くもの。われらがデルファイナス迷子隊にも、その名誉を回復する機会がやってまいりました。昨日も書きましたが、デモニカスーツの新機能で、真っ暗な道に光をともして進んで行きます。


いくつかの小部屋を訪問し、そこにいたかたちのない不思議な悪魔たちを討伐したら、その謎の悪魔は変な石像の中へ逃げ込み……うわ、石像が動く!?


元石像の悪魔は、手がたくさんあることで有名な、阿修羅こと「アスラ」さんでした。どうやらこのデルファイナスのボスのようです。
彼には弱肉強食の混沌こそが美しいとか言われてしまいました。闘うことだけのために、うちの隊員にあの病気をかけたらしいのです。
そして、人間は逃げてばかりじゃないか、とか、大いに非難されてしまいました。


……そりゃまあ、逃げてばかりじゃ世界は発展しないし人生を前向きにもできないけれど、でも、強いことだけが正義だとは思えない。


弱いものは強いものに従うためにこの世に生を受けたのだろうか。
もしも命を授ける偉大な存在があったとして、その存在はそのためだけに弱いものを創ったのだろうか。


でも、たとえ、そうだとしても。弱いものには弱いものなりに生き方を探す自由はあるはずだ。
そして、強いものは弱いものを踏み潰したり利用したりするためだけに生まれたのではないだろう。
そんなことをすれば、いつか共倒れになるのは目に見えている。世界そのものの寿命が短くなってしまうだろう。


混沌と戦いだけでもだめだと思うし、秩序とルールだけが正義だとするのもかたくな過ぎると思う。
その両方を両立させることは、無理なのだろうか。


ともかく、彼のいうことには100%賛成するわけにはいかず、戦いになってしまいました。降りかかる火の粉は払わなくては!!
ネコマタさんはここに来て体力不足を露呈してしまい、デモニカへ退却。やっぱり相手が強すぎます! すばしっこさだけで何とかできるレベルじゃない!!
フロストブラザーズ(じゃあくフロスト&フロストエースの名コンビに勝手に命名)がアスラさんの火炎攻撃を反射、神獣マカミさんがテトラカーン&マカラカーンで仲魔たちを必死に守る! しかし、アスラさんの魔法(?)で「MAD」という経験したことがないような謎のマリンカリン状態(!?)にされ、主人公に刃を……うわ、こっちくるなってば。敵はあっち! マカミさんしっかりしてくれっ!
アスラさんの弱点がフロストブラザーズ伝統の氷結属性だったため、なんとか勝利しました。
こう、とても強い仲魔を連れて行けるようになると、魅了や混乱をさせられたときに大変な目に遭うんだなあ……。危なかったなあ。


そして、迷子状態を楽しませていただいた(!?)デルファイナスを離れ、いよいよ調査団は新しい世界へ出発しました。
どうやら地上が近づいているようですが、一筋縄で行かない気がして、安心するのはまだ早いと思います。隊員はみんな喜んでいるけれど、本当にここが最終訪問地になるのでしょうか……。見た目には美しい庭園のようですが……。


ゴア隊長はどこかへいなくなってしまったし、謎の女性・ルイさんも最近見ないし、アスラさんが言っていたことも気になるし。
そういえば、ボーティーズから飛んだ白い世界で、助けてくれたお礼にって世界樹の指輪をくれた3人の不思議な人たち、どうしているんだろう。


予断は許されないように思えます……。