iPhone 6シリーズが発売の雑感

実のところ、未だに4Sを使っていますが。
回線は3Gですが、小振りで手になじむ感じが捨てられず。
一応、IT系の仕事ではあるので……周囲はかなり買っていますね、6シリーズ。
ただし、まだアクセサリ(フィルム、ケースなど)が充実していないのと(10月頃にはだいぶ変わってくると思いますが)。
「iPhone 6 Plusが前ポケットで曲がった」報告に、手で曲げる検証動画登場で報道されているような、iPhone 6 Plusが曲がってしまう問題も気になります。
Appleさん自身は「Apple、iPhone 6 Plusが「通常の使用で曲がることはまれ」とコメント」とのことですが。
単なる柔らかいケースより、金属系バンパー等の方が良いのでしょうか。

4Sは、片手で持てて、手が小さくても電車の中で片手操作が出来る長所はあります。
また、3Gの長所というか……回線使用料金が抑えられるメリットも(もちろん低速ですが)。
しかし、画面の小ささ=目への負担。
大きめの方がいいというのも、分かりますが……。


S.ジョブズならこの端末にGoサインを出したでしょうか……?
少なくとも、片手で操作できない=シンプル主義から少し外れていないのか……?


それから、ガラケーの良さも少し分かって来ていて。
通話はやっぱりガラケーがしやすいっていう。1枚板の『電話』より。
まあ、ヘッドフォンマイクを使えば良い話かもしれませんけれどね。


プロダクトデザインというか。iPhone 6シリーズと対照的な商品を見つけました。
パナソニックさんが面白いICレコーダーを出すようです。
http://panasonic.jp/icrec/sr30/index.html
この『SR30』は、筐体をカセットテープ型にする事により、ある年代から上のユーザへの親しみやすさを訴求した製品のようですね。
目に見えるメディアであったカセットテープの経験、という、分かりやすいものをキーにして、内蔵メモリへの録音という目に見えないメディアをなんとかイメージさせてみようという感じでしょうか。
無機質、スマートデザインが流行る中、こうしたものに安心感を持つという向きも確実に存在するかと。


また、最先端に見えるiPhoneアプリにも、敢えて昔の不便さをもたらしてみよう、という動きも。
フィルム1本分取り終わるまで写真が見れない 面倒くさすぎるカメラアプリ「有限カメラ」とか、これまでにない「不便」なカメラアプリ「Tomo」爆誕 ホントに不便だこれ……!とか。
薄くて手軽なものへ憧れる一方で、厚みや面倒さに親しみを持つのが、人間の面白さかもしれませんね。