ローゼンマンの侵入路?

「ダンス・イン・ザ・ヴァンパイア・バンド」……この作品、知っている人は知っている、というところではあるが。
あるとき、東京湾に新しい埋め立て地が作られた。そこに住まうは太古の昔から闇に生きてきたヴァンパイア。長きにわたる不況と累積赤字に悩む日本の借金をキレイさっぱり肩代わりしてくれる見返りとして、外灘として東京湾の人工島に小さな王国を建設したのである。
国を率いるはミナ・ツェペッシュ姫。そして彼女に仕える宿命を持つ狼人間の高校生・鏑木アキラ。
現代日本のリアリティ、異なる存在と共に生きることの難しさ、迫力あるアクションシーン、誇り高く生きるたくさんのキャラクターたち、そして多くの謎…。
一度はコミックフラッパー誌での連載が休止されたものの、何年かして電子マガジンでリスタート。まだまだ、このサーガは続いていきそうである。ダークファンタジーが好きな人には是非是非お勧めしたい。
ところで、コミックスの方ではなく、最新話での話にはなるが。
今はバンドの地下空間・クレイドルに閉じ込められてしまったバンパイアたちをどうやって救うか、というところである。秘密通路は一通り調査して、それこそネズミ1匹逃さない勢いのようだ。しかし、ピエロになってしまったローゼンマンがどうやってか地下にいたのがわかっている。
ふと思ったのだが、ローゼンマンの昔住んでいた南米の居城にもクレイドルがあった。日本のクレイドルと、地下同士で繋がっていたりはしないだろうか?
東京の地上からクレイドルへのルートを探そうとするから見つからない。
要はローゼンマンが地上からバンドの地下に行ければ良いわけで。であればスタート地点は東京湾とは限らない。
この予想、当たっているだろうか。