MOTHER1+2の2 プレイ日記7

id:Yuny:20040930#p1とid:Yuny:20041002#p1とid:Yuny:20041003#p2と
id:Yuny:20041005#p1とid:Yuny:20041006#p1とid:Yuny:20041007#p1の続き。
当然ネタバレですのでお気をつけ下さい。
ムーンサイドではエライ目に遭いました。

  1. 「うしなわれしきおく」(時計盤のモンスター)には時間を止められタコ殴りに。
  2. 「いかりのプラグ」(防火栓のモンスター)には放水ショックで死にかける。
  3. 「ロボ・ガロン」(たぶんガソリンスタンドのモンスター)は延々とエネルギーを入れる。
  4. 「なぞのゲージュツ」(現代絵画っぽいモンスター)の芸術は、やっぱりわからないっ!

あちこちにワープ、狂気の会話、道に迷う、連続戦闘、ホントにくらくら。体力1ポイントで生き残ったことも。町のねーちゃん,郵便ポストのくせに話すなってなんだよ〜。名前はカイだ、人間の男の子だッ!
それでもなんとか、モノトリーさんらしき人とご対面。やい、ユリはどこなんだっ!
ってきこうと勢い込んだら、「わたしはモノトリーじゃない」って言って消えちゃった。
あとに残ったのは、あの「マニマニの悪魔」という黄金像。
それすらもつっかかってきた。さあ、バトル開始!


とりあえず反撃のシールドをシュウヤに張って、シュウヤはスーパーボムから入った。この判断は正解だったかもしれない。どんどんパラライシスをこっちにかけて,動けなくしてから殴ってくるのだ。
カイ自身にもシールドを張り、麻痺状態でも意志のチカラは無事だから、「マニマニの悪魔」の攻撃が返るダメージと、唯一最強の攻撃PSI「コインスロー」(主人公のオリジナル)で攻撃。
しかし、サイマグネットで反撃され,PPがまったく無くなって万事休す。
あとは体力が持つままに、反射攻撃でダメージを与えるのを待つばかり。身動きできない何もできない。
そんな、これまでで最悪の戦闘でも……勝った……。なんと、反射攻撃で自滅だっ!
はあはあぜいぜい。ユリは、このムーンサイドのモノトリービルにいるに違いない………………。そのとき、意識が白くなった……。


気が付くと、BARの倉庫の中だった。
目の前には壊れたマニマニの悪魔像が。
これは幻覚を作り、人の人格を悪に導く、おそるべきバーチャルドラッグマシンだったのだろう。
倉庫をねぐらとするネズミは、「おまえら、なんかうつろな目で倉庫をふらふらしていたぞ」というようなことを語ってくれた。


思えば、オネットのトレジャーハンターは何だか不自然にいじわるで,人を信用しようとしないで像を独り占めしようとしていた。
ハッピーハッピーの村のカーペインターさんも、独善的になってユリを誘拐し、教団の姫神様に祭り上げようとした。
単純な欲望からこの像を狙ったトンチキさんは、像の狂気電波をより受けたモノトリーさんに手討ちにされ、酷いケガを負ってどこかへ行ってしまった。彼がBARのカウンターを調べろと言ったのは、そこからマニマニの悪魔がある倉庫に入れるからだろうが、入った瞬間に悪魔の電波(?)を、カイ達もまともに食らってしまったのだろう。それでも、トンキチさんはきっと、カイ達ならこの恐るべき像を何とかしてくれると信じて、最期の情報をくれたに違いない。


こういった電波は、習慣性が強いものだ。おまけに置いているのはBAR=酒を飲む場所。
酒の勢いと、電波の習慣性でドツボにハマり、モノトリーさんは理性を捨てて悪事に手を染めたのだろう。そういえば、聞き込みで得た証言に、前はそんなに悪い人では無かった、というようなのがあったような気がする。100%の推理ではないが、(トンチキさんが像を奪われた時期と、モノトリーさんが悪いことをしてでもこの町を牛耳り始めた時期が合わない)ピッキーが一枚噛んでいるのは間違いないし、絶対に彼の悪意とこの像のせいで、こんな事件になったのだ。
そんな推理を胸に秘めつつ、カイとシュウヤはBARを出た。今だに抜けないしびれに耐えながら。


受信電話でアップルキッドから「苺豆腐を作る機械を作って宅配便にだした」と連絡が来た。それからサルが来て、砂漠のサルのすみかでダライ何とか様が待っている、といい残して行った。さらに、宅配業者はそのサルの洞窟に苺豆腐のマシンを忘れて来たらしく、そしてモノトリー氏のメイドさんは苺豆腐をモノトリー氏が大好物で一生懸命探しているのだという。
BARを出ただけでコレだけの情報が一気に集まった。ともあれ、サルの洞窟に行くにしても、PPは無いし、体力も厳しい。おまけにしびれはまだ取れない。何とか,敵に遭わずに病院のヒーラーに会えるだろうか? BARと病院は正反対の位置にある。いま戦闘になったら終わりだ!


……奇跡的に、誰にも会わずに病院に着いた。ヒーラーさんありがとう。
そして、ホテルで一泊。何もない平和なホテル。あの狂気のような音、光の内装ではなく、普通のベッドの寝床。なんていいものなんだ。
その朝の朝刊は、モノトリーさんの支持率失墜と……トンチキ親分の死亡を静かに伝えていた。アロハシャツの男の孤独死としか伝えていないが、カイとシュウヤには、それだけで充分だった。
トンチキさん、きっと、きっと、忘れない。