オムニバス小説ゴッゴル企画『なんて素敵に最終回』

オムニバス小説ゴッゴル』も、意外な展開のストーリーばかり集まってきました。ちょっとしたモノの弾みで企画させていただいたんですが、どれもコレも面白い! 皆さんありがとうございます。考えてよかったなあ。
さて、なかなか面白い企画なんですが、ストーリーを最後までずーっと書こう、と思うと絶対大変。そこで、できる限り手軽に、ストーリー作りを楽しむ方法を考えてみました。


企画名は『なんて素敵に最終回*1
では、書き方*2をご説明させていただきます。

  1. 最初に、タイトルと『これまでのあらすじ』を書く。
    • オムニバス小説ゴッゴル』のキーワードページからコピーし、じぶんなりに肉付け。「起承転結」でいえば「起」(+「承」の最初)位、「序破急」で言えば「序」位までは、あらすじですませてしまう。
  2. 本編を書く。「承・転」「破」
    • 一つのアイデアとして、シナリオ形式(セリフとト書きのみ)で話を展開する方法がある。この場合、はてなダイアリーのリスト記法、定義リスト記法をうまく使うと楽に書ける。
      • 超短編から長編小説、表現方法、書き方などなど、いっさいお好きなように』と、キーワードの企画書にわざわざ書いておいたのはこのため。どんな書き方でも許されるように。
  3. オチを付ける。「結」「急」
    • ストーリーの結末が生まれ、THE END. となる。

この方法なら、筆力がある方なら、全ストーリー制覇も可能だと思います。
また、オチのオチ所から話を作ると、伏線も盛れるし、読後感も良いものが作れる。それに一本を完結させるので、読んだヒトも書いたヒトも、それなりに満足します。話のデキはどうあれ。(^^;)
ちなみに、「起承転結」や「序破急」の構成法に関しては、こちらのURLが参考になるかもしれません。

この企画、いかがでしょう。とりあえず、自分の日記で展開しちゃいます。*3
さて、『ああ、ゴッゴル牧場』を例に書いてみます。

*1:もちろん、S英社Cバルト文庫で一世を風靡し、GoldとSilverが関わる古代転生ファンタジーの続きが待たれる某H先生の名作平安時代コメディからアイデアをちょうだいしました。H先生、続きを書いて〜〜!!

*2:この企画はメディアファクトリー刊『コミックフラッパー』誌上に2004年9月号まで連載された『コロがる最終回』(たけだみりこ&ねじれた空間/著)をヒントに考案しました。

*3:要は自分がやりたいだけだったりして