はてなダイアリークラブ「はてなヒヤリハット」登録。

JR福知山線脱線事故のニュースを見るに付け、「ヒヤリハット」検証の重要性がひしひしと伝わってきました。「ヒヤリ」としたり「ハッ」とさせられた小さなトラブルからその原因を探り対処しておけば、大きなトラブルにならないってことですね。


そこで、教訓として、「はてなヒヤリハット」というはてなダイアリークラブを作ってみました。クラブ、というほど大げさなじゃないんですが、日常であわや大火事、とか(タバコ消し忘れて寝ちゃったよ! なんてね)あわや事故(駆け込み乗車は危険です)など、ちょっとしたことを記録するときに、ひと言「はてなヒヤリハット」と書き添えていただくと、キーワードにリンクされて身近な事例集になる、という仕掛けです。


さて、私のヒヤリハットは、というと……まあ、色々あるんですが。原点と言えばコレでしょうか。
昔々のその昔。まだ、私が2歳児だった頃のこと。
平和な我が家では、居間で父がとある作業をしていました。
隣の子供部屋で私はひとり遊び。「お父さん、なにやってるんだろーなー」と子供心に思ったかどうか。まねしたくなったのか。


やおら、近くにあったハサミを手に取り。
目の前にある白いヒモのようなモノを、バチン! と切断しました。
そのとたん、「バッ!」と火花が散りました!


その切断したものとは、ヒモではなく、電気蚊取りマットの電源コードでした。
しかも当時は蚊の対策で通電中でした!
つまり、感電死してもおかしくなかった!


もしも、ハサミが全部金属製だったら、多分死んでいました。たまたま取っ手がプラスティックだったんですよ。
コードを切った部分が、2ミリくらい丸くへこんだくらい、火花の破壊力はありましたから。


ちなみに、隣の部屋で父がやっていたのは、簡単な電気配線作業だったらしい。
いろんなヒモいじって面白そうだ、と思ったらしいです、はい。
子供の好奇心の脈絡の無さは恐ろしいものがあります。
通電されている電気コードを切ってはいけない、というのはある意味大人の常識です。2歳児に分かるわけない。
危険性が分からなければ、危険なことを平気でやってしまえます。


これをもし、小さなお子さんをお持ちの方が読んでいらっしゃったら、ぜひ、電気周り、刃物の保管には十分に注意してあげてください。
子供の手の届くところにハサミがおいてあったら、何されるか分かりませんよ!


あ〜。生きてて良かった!