はてなダイアリーキーワード「ゴッゴル」衰退の原因は?

id:Yuny:20050525:p2で書きましたが、秀和システム/刊の「ネットの中心でゴッゴルと叫ぶ?」にて、当ダイアリーも掲載していただきました。
また、はてなダイアリーキーワードゴッゴル」について取り上げられたP.65-69において、事前の掲載承諾メールにて、原因は新潟中越大震災の「はてな義援金」や「はてな住所登録義務化問題」ではないかとの推察をお送り致しました。それらは直接の引用ではないにせよ、採用していただきました。


今回、はてなダイアリーキーワードに新しい機能が加わりました。キーワード言及グラフの長期版ですね。

そこで、いったいこの推察は感覚的ではなく統計的にはどうだったのかを検証してみました。

  • ゴッゴル」と「はてな義援金」の言及数比較。
      • 意外にもあまり連動が無いですね。
  • ゴッゴル」と「新潟県中越地震」の言及数比較。
      • 後から大きく変動が加わった感じと言うのか、エコーみたいな感じになっています。それによってゴッゴルが減っているようにも見えます。やはり地震の影響はあったのでしょうか?
  • ゴッゴル」と「住所登録」の言及数比較。
      • ゴッゴルを押し潰すような感じのグラフが見られます。やはり大きな原因はこちらでしょうか?


さて、「ゴッゴル」というキーワードは、インターネット業界そのものに興味がある方のためのキーワードでした。一般的な関心を集めた「新潟県中越地震」というキーワードよりも、やはりインターネット業界通の関心を集めた「住所登録」というキーワードの方が、おそらく使うユーザー層が重なるように思います。きっかけは「新潟県中越地震」にありそうですが、ユーザー層から言うと「住所登録」の方が影響力が大きかったのではないでしょうか。ですから、ダイアリーキーワード「ゴッゴル」のgoogle陥落と住所登録問題の議論隆盛の時期が重なったのでしょうね。