『「趣味悠々」中高年のためのパソコン講座 ブログに挑戦してみよう』

教育テレビ。毎週火曜日にきっちり見ている。いずれ人にインタ−ネットを教える参考になるだろうと思う。情報教師志望者は必見である。
内容は悪くはないが、良いかと言うと……。放送枠に収めるにはこれくらいの感じになるのであろう。真の初心者への説明不足は否めない。
トラックバックの説明は早過ぎてイマイチだった。自分なら身近なものにもっと例える。手紙や回覧板といった現実の物を使うなど、チープな方法論の方が案外分かりやすいものだ)


以前やっていたブログサービスの選び方には、是非、「自分にとってヘルプが読みやすいか」、「問い合わせの印象が良かったか」、「ブログデータのバックアップやアウトプット機能があるか」の3つを加えるべきだと3週間経っても思っているけれども。同時発売の本の方ででも、その辺の紹介や比較をやって欲しかった。NHKでは無理であろうが。たぶん民放ではこういう番組は出来ないであろうし。やはり情報を絞ったのであろうか。


本当に面白いモノは、いつでもインターネットの外……現実世界にある。
それを簡単に持ち込める(かのように見える)のがブログ。


だが、危険性もたくさんある。その辺は、書き始めてみないと分からなかったりする。


それに、ブログで何かの批判をするのは、実は相当な勇気がいるものだ(人にもよるだろうが)。相手が見えないだけに、難しい。
だから、いいことばかり書いてしまう面もある。特に、最初のうちは。


さておき。


今、本当に必要な番組、あるいは漫画は、今の10代や20代の人が、親世代、祖父祖母世代にブログの使い方を教える時のマナーやコツ、ポイントの特集だと思うのだ。
こういうメディアは、どうしたって若い世代の方が普及するからだ。
学校へ行こう!』(http://www.tbs.co.jp/gakkou/)的な明るさ、『M.I.Q』(ISBN:4063634698)的なハウツー+ドラマ、『ホットマン』(ISBN:4088755251)的なファミリードラマといったニュアンスで、充分に人気を取れる企画ができるのではないだろうか?
家族交流にもなるし、智恵の交換になるし、ブログの裾野が広がって、一石二鳥以上だと思うのだが……。
若い世代が短気にキレる事件が多発しているが、案外こういうところから解決して行ける道があるのではないだろうか?


ネットの普及で若い世代が新聞もテレビも見ない、漫画も本も読まない、という現状はあるにはあるのだが。
日本の風通しを良くするためには、世代間でwebメディアの相互理解を進めることが重要に思えるのである。