冥王星騒動。

結局、冥王星は『太陽系惑星』のカテゴリから外されてしまったわけだ。
このこと自体にちょっと寂しさはあるが、『惑星』認定にきちんとした基準が無かった事の方が意外だったり。


それにしても、『冥王星』が重要な役割を担っていた漫画は、今後の出版で枠外注釈を入れたりするのかなあ。
美少女戦士セーラームーン』とか、『探偵学園Q』とか。
冥王星は惑星ではなくなりました。と書かれるのかなあ。なんか味気ない。特に、セーラープルートが物語中で果たした役割ってとんでもなく大きいので、ファンの人は泣いてるかもしれない。まあ、しょうがないのだけれど。
(個人的にはセーラープルートセーラーサターンって占星術的に言ったら役割が逆じゃないかと、連載中から思っていたけど、それはまた別の話……)


音楽で「惑星」といえば、そう、グスタフ・ホルストのあの組曲だ。
ホルスト研究家の方が「冥王星」の部分も創作したバージョンもあったんだけど。

ホルスト:惑星(冥王星付き)

ホルスト:惑星(冥王星付き)

このCD、この会議に合わせたかのように、2006年8月23日発売なんだよね。まあ、たぶん、偶然だとは思うのだけど。
タイミングから言って、この曲の収録は今後もう無いかもしれないな。


とはいえ、冥王星が無くなったわけではないのである。
あいかわらず、ぐるぐるしているわけだ。騒いでいるのは人間のみ。