29歳なんだい。

なんだいってなんだい! ま、ともかく。
今日から29歳になります。他の29歳のみなさん、昔29歳だった皆さん、これからそうなる予定の皆さん、よろしくお願いします。


28歳の最後の2週間になって、まるで29歳のプレリュードのように、だ〜〜〜〜〜〜っ! と、色々なことがありました。
この日記でお分かりかもしれませんが、旧友に出会えた事と、吹奏楽活動を少しずつ再開しつつあること。これにより、客観的な状況は変わらなくても、自分の気持ちにゆとりと根性が戻って来たように思います。
自分の中に、高校で吹奏楽やってた頃の、諦めなさ、しつこさがまた生まれて来たかもしれません。夜中の1時まで個人練習していた、区吹での吹奏楽コンクール全国大会の前日の気持ち。高校の定期演奏会で、ホルン4本を相手に「展覧会の絵」でたった一人でハイC*1のソロをかましたあの時の思い切りの良さ。
やりたい楽譜があるなら、出したい音があるなら、自分と闘わなくてどうする?


思い起こせば、ハイCをまともに曲で使えるように特訓するのは大変な事でした。何しろ非常に高い音なので、ロングトーンで鍛えるわけに行かず、リップスラーの練習の積み重ねでコンディションを保ち続ける事以外に方法は無く。
音程を外さず、ちょっと気を抜けばハイC#、Dのなり損ねやハイBbになってしまうことに注意して、本番で決めたとき。
たった一音なのですが、報われた思いがありました。
あれ以来、いざという時のハイCは自分の通奏低音のような武器になっていたはずで。それをこの6年間、忘れるというとんでもないコトをしていたわけです。


吹奏楽活動は自分自身に対するアンビシャスです。
焦らず着実に練習してハイCを取り戻し、しっかり仕事をして色々なこと……プランを固めて……をして行きたいと思います。
自分にできない事はできない、と自覚しつつ、できない事は誰かと一緒にやる事も重要ですし。


自分は、29歳なんだい。文句ないもん。やるっつったら、やるんだもん。


今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

*1:自分の出せる最高音域です。これ以上は曲で使える音色では出せないんです。いまだに。客観的に見ると私の音域は狭い方で、低い音の方が好きなタイプなので。