現時点での課題山積。

トロンボーンを練習再開して1ヶ月以上過ぎました。
今回はネット公開するつもりはありませんが(欠点が多い)昨日、練習音をGaragebandで録音してみました。
やはり、音の立ち上がりの遅さや不確実さ、チューニングBb以上の音域の不安定さが非常に大きな課題になると思います。それから、高音域や4,5ポジションの音程の不安定さも。特に、4ポジションで上のDを吹く替えポジションは非常に良く使いますし、5ポジションでのBbも「ディスコ・キッド」の高速旋律対策には欠かせませんし。


今のところ、やる気がなくなるということは無さそう。これはうれしい。
で、練習メニューですが、まだまだ慣らし運転ということもあり、ロングトーン+ブレスコントロール、という、ただひたすら音を出すものを中心にしていました。リップスラー、リップトリル、タンギング、音階練習、インターバルなどは添え物程度。
しかし、これからはもっと練習課題を増やしてもいいと思います。だいぶ慣れてきましたから。


レミントンの「ウォームアップエクササイズ」と曲練習で3時間程度練習できるとしたら。

  • 出だしのロングトーンで5分程度。
  • 簡単なタンギング練習で5分程度。
  • 簡単なリップスラー2種類で5分程度。
  • 全調ブレスコントロールはこれからも毎日やることは当然として(アレがないと調子がイマイチ)約40分間はそれだけに使います。
  • で、ここで約1時間吹いてるので、チューニングを直して5分休憩。
  • リップトリルのための様々な課題で長くて20分程度。
    • レミントンのこの教本にはリップトリルのための大量の課題が掲載されていますが、まだまだハイノート系は鳴らせません。歯に押し付けるクセを付けないようにするべきだし、唇への負担が大きいから、少しずつ出来るところからやっていくしか……。ブランクを取り戻すには1年位覚悟が必要かも。ロングトーン+ブレスコントロールで肺活量を叩き直し、アパチュアを小さくして基盤を作り、リップトリルで唇の筋肉とハイノートを鍛え上げる。
  • インターバル、分散和音とか早い音階練習でスライドアクションの叩き直し。レミントンにはこの種の練習が少ないので、他の教本で。まあ、3度のドミレファミソファラソシラドシレド、とかの音型でいいと思いますが、日によって跳躍度数を変えながらも、毎日全調やるのがポイント。テンポ108の八分音符とかで。これで20〜30分程度。
  • リラックスの練習。レミントンの最後にあるもの。5分程度。
  • ……で、10分程度休憩して、あとは曲練習。


まんべんなくやるとなると、やはり3時間くらいを1セットとして考えるのが一番いいかな。学生時代はこれくらいやってて当たり前だったけれど、これからはそうもいかないかもしれない……けれど。でもなあ、練習は生活必需品だし。人間らしく生きるためにトロンボーンって必須……。


時間がなくて1時間に圧縮するとなれば、各課題をそれぞれ半分で考えます。ブレスコントロールを12調ではなく、1調ずつ飛ばして6調にするとかせざるを得ません。で、曲練習は一発勝負みたいになってしまうな。その分、早いところ暗譜しておいて、普段の生活の中でイメージトレーニングするとか。でも、楽器でやるのが一番効率の良いイメージトレーニングではありますが。
これ以上の圧縮は避けたいところ。


例えば2日練習しなかったら、かなりやり直しっぽい雰囲気にレベルが落ちました。
これ以上ブランクを作れないし。シゴトしながら毎日練習するのって無茶なのかなあ。自分には必需品だけれど。


日本だと結構、「受験で引退」「就職活動で引退」みたいな感じで、部活をやらないで進路に注力する、っていうのが当たり前みたいですが。でも、どうしてそこまでしなくちゃいけないのかなあというのは昔から思っていました。
自分の中学3年時代は、11月の文化祭までやって、一応、12,1,2月だけ休んで、3月の演奏会には出ていましたし。引退というより休部だった。それで第1志望合格。当時、友人でアンサンブルコンテストに参加した人がいて、彼女は受験の前日が都大会本選だったのにも関わらず、第1志望合格&本選金賞(ただし全国大会に一歩及ばず)という快挙でした。
大半の友人は夏のコンクール後は引退していましたが、その後に新しい楽器(トランペット→ファゴット)に持ち替えた子もいたりしたし。彼も第1志望合格だったような。
確かに、練習環境自体が保証された中学生だからできたことではありますが。でも、やりたいことをすべてやりとげることって、大人も子どももないはずで。高校の時も大学の時も、先々のことで困ったことがあれば、結局、楽器に聞いていた気がする。それが自分なんですよね。


……とはいえ、まだ1ヶ月しか復帰していない生活ですしね。
今は、自分に許せる時間を、まず楽器に使いたいと思います。睡眠障害(いわゆる不眠症)を楽器で治療できてからも2〜3週間くらいしか経過していませんし。これだって結構もろいという自覚はありますから。何かあればまた不眠症に苦しむことになりかねないし。
ITなどの勉強や労働&業界研究も必須ですけれども。自分のペースで歩く勇気を持たなければ。