苦手なところの洗い出し

技術向上と言う観点から考えて、自由演奏会のいいところは、基本的に初見合奏であることです。
実践的にできる・できない、が分かって行けます。吹奏楽的オーケストラスタディ、みたいなところもあります。


で、今のところ、音階的な早いパッセージが苦手ということが分かりました。昨日、まったく付いて行けなかった。
あと、変則リズム(ポップスに多いシンコペーションとか)も取れてないみたい。
さらに、高音を続ける唇の持久力。高い音は出ますけど、ポップスの1stとかみたいにチューニングのBb以上の音が全面的に続く楽譜は苦手。
跳躍に関しては、吹奏楽ではそれほど極端なものはないので、実は苦手だけど今は悩まなくていいかも。
レガート奏法については、あまり不自然じゃなくできるようになって来た気がします。これは先日、多摩川の河川敷で練習した時に某先輩に聴いて頂いて確認済。もちろん練習するべきですが、そんなに悩まなくてもいいことである自信だけは持ちました。


で、音階ですが。
たとえば、四分音符=120の16分音符で、H Durを、暗譜でできるか……というと、音階練習の楽譜を作って配っていながら、まだできないです。
コレができるようになると、初見合奏に強くなれるばかりか、カラオケボックスみたいに色んな曲を急遽転調して演奏できますから、芸達者になれますし。ストリートでもやれたらいいなあと思わなくもないもので。
……となると、一つずつハードルを下げて行けばいいのだね。


楽譜はとりあえず、見る。
テンポは80とかできるのに落とす。
でも、トロンボーンが苦手である#系の調にも挑戦する。


変則リズムに関しては、暗譜でできる有名な旋律を、『ジャズやるべ!(by スウィングガールズ)』の勢いで変形させてみるといい練習になるかもしれないですね。交差点で流れる曲をジャズとして演奏してしまった映画のあのシーンみたいに。
昨日、岩井先生がポップスサウンドに付いて、2拍・4拍をうまくアクセントする(楽譜に載ってなくても)ことや、音を目一杯伸ばしつつも減衰をかけて弾ませることなどをレクチャーして下さいました。
うん、クラシックも大好きですが、ポップスも面白いですし。
とどのつまり、レパートリーが少ないことも弱点か……。


じつは、ポップス曲を100集めた曲集っていうのを持ってるんですよね。
また、唇の持久力アップ=ロングトーンリップスラー=レミントンのウォームアップエクササイズ教本、これもあるし。
あと、徹底的な音階練習の曲集とか。
さらに、レガート専門曲集とかまで。
これら4冊をクリアすれば、もっとうまくなれるんだなあ。


1日40分でもいい。うまく時間配分をして、10年続けてみたら、かなり面白いトロンボーン吹きになってるかも。
吹奏楽GTDはこんなもんだ! コレをクリアすればうまくなれるぞ! 以上!