パソコンについて、「困った、誰かに教えてほしい……」ということはいろいろあると思います。
そういうとき、うまい人から教えてもらえたらいいですよね?
とくに、現在高校生/大学生の人は、若いうちに、うまい人から情報を引き出すコツを覚えておいた方がいいでしょう。
それは、実はすごく簡単です。
でも、やってくれる人はそれほどいません(長年の大学生サポートの経験上)。
その最強の質問方法とは……、
「自分なりにコノヨウニできたけれど、コウシタイ方法がわからなくて、でも、私はナニノタメニこれを作りたいんです!」
この三点質問術です。
この概念を「マホオシエ」と名付けました。*1
これほど、効率的でサポーター心を動かされる言い方はありません。
なぜか。
- 『コノヨウニ』=自分なりのトライをアピールしている。
- 分からない原因や勘違い点の察しがつきます。
- 『コウシタイ』=どこが分からないかはっきりしている。
- サポーター自身が分からないこともありますが、サポーターには調べるスキルはありますから、どこが分からないかがはっきりしていれば、何とかなるんです。
- 『ナニノタメニ』=目的と熱意が伝わってくる。
- ある意味、最大のポイントです。目的や熱意がはっきりしていることは、ポイントが絞られるとともに、こちら側のモチベーションを高め、質問者も自らやる気を出すことができます。結果、心理的にも効率的に勉強が進むでしょう。質問者は学びたくて質問をしているわけだし、サポーターは人を助けたくてサポーターをしているのですから、そこがハッキリすれば、当然はかどります。
人にパソコンの質問をしたいときは、ぜひ、この3点をお忘れなく。
もちろんですが、サポートが無事に終わったらお礼をいいましょう。
それに。
分からないから教えて、だけだと、その分からないことを解決して終わってしまいがちですが、このように掘り下げた質問をすれば、簡単な解決から一歩進んだ何かを教えてもらえる可能性があります。
熱意のあるサポーターにぶつかればもちろんのこと、それほどでもない人からも、ちょっとしたことは引き出せるかもしれません。
サポーター自身も、勉強になりますしね。
今、パソコンを学ぶすべての人にお勧めです。