パスワードを使うということ

新入生が大学のPCを使うときに戸惑うのが、パスワードの取り扱い。大学によっては学生証を読み取り機に通すとPCにログインできたり、いろいろだとは思うのですが、よく採用されているのがユーザID(たいていは学生証の番号とか、大学によっては任意キーワードで登録のところもあるかも?)とパスワード。


うちの大学もパスワード式。現場で見ていると、パスワードはやっぱり、分からなくなって再発行……ということがままあるようですね。慣れていない学生さんほど、今はPCを立ち上げるのにもどきどきしているようです。その気持ちは忘れたくないものですね。


それに、友達にも銀行の暗証番号は教えないのと同様、パスワードは自分の情報財産の鍵なので、自分でしっかり管理していないと危ないですね。


うちの大学内もどんどん情報化が進んでいて、Web革命の洗礼を大学で受けた私たちの世代(77世代)よりも、さらに進んだ情報システムをどんどん導入しています。今の学生さんにとっては、私たちのころよりも情報化の波は激しいと思うのです。
それだけに、パスワードの管理はしっかりしてほしい。わたしたちパソコン室の管理側も巡回したり、大学のサーバ等ハードウェアの管理側も慎重に細心にしておりますが、学生さん自身も、本当に気をつけてほしいなあと……。ログインしたまま放置で出て行ってしまったり、電源を切り忘れていたり。それって、パスワードを公開しているのとある意味同様の事態なんですよ〜!! 自分自身を最凶のセキュリティホールにわざわざしなくても……。


3年にもなれば「リクナビ」「みん活」など就職関連サイトを使うのはほぼ常識ですし……。たぶん、就職志望でこれらを使ってない学生さんはあんまりいない。そういった場所にもアカウント・パスワード管理がすぐに関わってくる。


就職すれば社内システムの利用にパスワードが必要だったりする場合もあるでしょう。
今からこのあたりを身につけておいてほしいな、と、願い、呼びかけたりしているのでした。