クラブニンテンドーのランクポイントがもうすぐ締め切り

10月始まり、9月締めのClub Nintendoのランクポイント。プラチナランクグッズを狙っている人はそろそろ確認しておいたほうがいいだろう。
一番コンスタントかつ安上がりにClub Nintendoポイントを貯める方法は、最低200ポイントで遊べるDSiウェアのアンケートに回答すること。アンケート1件で5ポイントもらえる。最低価格帯の1500円のDSタイトルでも15ポイント、早期購入ボーナスを入れても30ポイントにしかならないことを考えれば破格だ。ごくまれに無料配布のDSiウェアもアンケートを実施するけれど、最近では『ほぼ日の健康手帳』があったくらいでほとんどない。
アンケート実施は新作ソフトがリリースされてから10日後〜だいたい3ヶ月ほどの様子。あんまりのんびりしすぎていると回答しそこなうけれど、まあ、これくらい期間があれば、それほど問題はないだろう。


というわけで。今月中なら6月中旬以降リリースのゲームに回答できるようだ。この週末に10本くらいまとめてダウンロードしてアンケートを書いた。せっかくなので、印象的だったものを各価格帯から計3本列挙してみた。

  • 『X-RETURNS』800DSiポイント
    • 今回、一番面白かった。滑らかな動きの3DシューティングゲームDSi本体がちょうど宇宙タンクのコントロールパネルみたいになっていい感じ。画像はポリゴン図形による抽象的なものだが、それだけにかえって想像力を掻き立てられる感じ。ミッションの難しさもちょうど良い。シンプルで歯ごたえがあるシューティングやアクションゲームを探しているヒトには本当にお勧め。この惑星ではどんな生活をしているとか環境がどうだとか、そういうテキストが、簡潔ながら意外性があって面白い。もちろん、そんなのを読まなくてもゲームには支障がないのだけれど、背景設定があるっていうのはいいなあと。小学生のころ、ナムコの擬似3D宇宙シューティングゲームの『スターラスター』にハマったことがあるが、ちょっとマニアックな部類のゲームのせいか、ああいうタイトルはなかなか出てこない。
  • 『@SIMPLE DSシリーズ Vol.4 THE 密室からの脱出 〜カラクリ屋敷〜』500DSiポイント
    • 今度の『脱出』は忍者屋敷のからくりを解きながら忍者や妖怪と対決する。体力値の導入、敵との格闘や新しい術を覚えたりと、ややRPGっぽい要素も入ってきた。謎そのものはそれほど難しくなく、しっかり観察してじっくりやれば解けるレベル。人物のグラフィックが抽象的でありつつもだいぶ緻密になってきていて、この絶妙なバランスも想像力を掻き立ててくれる。この価格帯でこれだけ遊べて、タッチペンらしさも生かされていて、それでいて結構定期的にリリースされているのは非常にありがたい。次回作も期待。
  • 『HANDYホッケー』200DSiポイント
    • いかにも200ポイントゲームらしい、手軽で長く遊べるタイトル。ゲームセンターのエアホッケーをDSで。これって、ありそうで意外に無かったと思う。とりあえずコンピュータ対戦で楽しんでいるが、DSシリーズがもう1台あれば対人対戦も可能とのこと。ちょっとやってみたいかも。ペンで操作してパックを打ち返したり、上から押さえたりと、操作性は申し分なく自然にハマれるデキだと思う。単純だけど、結構オウンゴールしたりして悔しかったりとか……。エアホッケーという着想に乾杯。


この価格帯、この流通ルートだからこそ出せるコンパクトで楽しいゲームがあるんだと思う。開発コストをかけずにアイデア勝負。もちろん、あんまりにも質がアレなゲームも結構あったりするけれど、アンケートで厳しくダメ出しをして、いいゲームが供給されるように応援するのも、ゲームファンとしての楽しみ方なんだろうなあと思った。2画面+タッチペンならではの面白いゲームのリリースを、今後も期待したいものだ。