Nintendo 3DS LLへ移行した

実は8月の終わりに入手していた『Nintendo 3DS LL』。
でも、使ってなかった理由は、ひとつには先月の作品展に集中するため。
もうひとつは、データを旧3DSから移行する作業時間を取れなかったため。
実は旧3DSは左上『L』ボタンが故障して反応しなくなってしまい、修理に出そう出そう……と思いつつ、多忙さにかまけてしまっていた。
『L』ボタンが故障したのは、かの名作すぎるアクションゲーム『新・光神話 パルテナの鏡』のせいである。

新・光神話 パルテナの鏡 - 3DS

新・光神話 パルテナの鏡 - 3DS

普通のアクションゲームなら、Aボタンがジャンプ、Bボタンが攻撃……とかなのだが。このゲームはさんざんアクション性を勘案した結果、なんと『L』ボタンに攻撃ボタンを持ってきた。しかし、コレが慣れてしまえば実にやりやすい。非常に理に叶っていた。やりにくい場合はボタン配置を変更する機能もついているし。
まあ、このおかげでこの間、Lボタンのテストに3DSのマリオをやろうとしたとき、えらい違和感を感じてしまったが……。
まあ、つまり、普段あまり使わない『L』ボタンを酷使した結果、故障した訳である。3DSを強く握り過ぎだってことかもしれないが……。
で、それを修理に出す間、パーソナルデータを移行する端末が欲しかったのと、まあ、DSシリーズのファン心理ということもあって3DS LLを買い、ようやく移行させたわけなのだが。
さすがはおもちゃ屋さんのnintendoである。
パソコンなどなら、味気ないプログレスバーがグーっと伸びる画面で『データ移行中です。しばらくお待ちください』と表示させるところで、ピクミン任天堂のキャラクターで、虫のような変な生き物)がデータブロックをみんなで分け合って持ち運ぶCGアニメを持ってきた。
下の動画は3DSの引っ越しではなくDSiウェアのモノだが、ほぼ同じ演出なので紹介する。

この演出センス、ホントに貴重……。味気ない移行作業も、まあ、しょうがない、待っててあげるか、とか、3DSがんばれ、とか思わされる。
ユーザを待たせるなら、待たせる間も楽しませるサービス精神というヤツだろうか。
ともあれ、データを無事に移行し、ショップに修理依頼をしてきた。修理から戻ってくるまで3週間かかるらしい。2台3DSがあると、すれ違い機能でかなり遊べるようなので、楽しみである。