久しぶりにPCパーツを買いに行った

大学時代の友人から、PCが壊れたから調子を見てもらえないかな? というお願いを受けることがたまにある。
シゴトがシゴト……某大学でのPCサポーター……なので、都合がつく限り引き受けている。
理由は2つ。そのヒトを助けたいから、と、自分の経験になるから。
自分以外の環境を見学させてもらうのは、本当に良い経験になる。
次の休みにも、ある友人のwindows XPデスクトップ機のDVDコンボドライブ故障をどうにかして欲しいというので、相談の結果、光学式ドライブ交換のついでにメモリ追加、あと余っていたのでCPUグリスを塗り直して、ボタン電池交換もしてこようと思っている。
あと2年……Windows XPの寿命ぎりぎりまで、何とかもって欲しいのだ。XPにしては比較的新しい機種(それでも5年前だけれど)でSATA搭載機で助かった。それ以前だと、ドライブが高く付くか、中古を当たらなければいけなくなる。ヒトのPCでそれは避けたい。
お代は実費+夕食おごり。操作の相談とかだったら、夕食おごりが相談料。


それにしても、自分が1台自作したころと、PCパーツの事情ってずいぶん変わったと思った。
しばらくぶりにパーツを買うという目的でショップに行き、買うつもりで価格表を眺めてみて、メモリの価格下落にびっくりした。それに、光学式ドライブはいまやDVDマルチが当たり前に2000円〜3000円くらいで買えてしまうし。
3万円台でノートPCが買える時代、自作の意味ってどこにあるのだろうなあ。ホビーなんだろうか。価格も、明らかにインターネット通販の方が安い。お店にはお店の良さがあり、新しいパーツの展示を見たり、パッケージや実物を見て選べるのは、やはり大きいのだけれど。ちょっとしたネジ類とか、ついで買いができるし。


それにしても、あと2年でXPの寿命が切れるということ、一般ユーザで知っている人はどれくらいなんだろうなあ。
auケータイでは、古い機種が使えなくなるから新しいケータイに交換して欲しいキャンペーンを今やっているけれど、メーカーPCでもアレくらいのことをやらないと、セキュリティホールが空きっぱなしのPCがネットにつながって大変なことにならないか、と、ちょっと心配になる。
かの友人にはXPの寿命の件は話してあって、それでも取りあえず直して欲しいということでメモリ交換とかも引き受けたのだけれど。
XP→windows 8の乗り換えは、ユーザにとっては、ケータイの機種変以上に大変なのは目に見えている。
日本マイクロソフトは、本当にがんばらないといけないだろうな。
そして、自分のような草の根サポーターも。


うーん。やっぱり、Macの仮想環境、OS増やすかなあ。windows 8
勉強しておかないとな。


Macがえらいのは、OS操作の勘所がそれほど変わっていないこと。
それこそ、実は漢字Talk時代からあんまり変わってないかもしれない。
LionでiOSっぽくなったけれど、それでも、大きな差にはなっていない。
革新的なことをしているくせに、普段触るところは変えてない。


windowsはかなり変わっていっている。
毎バージョン、工夫は分かる。でも、なかなか難しいのは、過去の経験が足かせになるような変更が多いからだと思う。
変わることは悪くないけど、変え方に知性が光るのはやはりMacかな。