Dent du MidiでMidiファイルをGarageBandに読み込む

GarageBandMIDIファイルのGMサウンドセットなどを直接読み込める訳ではないみたいです。楽譜作成ソフト『Sibelius』で書き出したMIDIファイルをそのままドラッグ&ドロップでGarageBandへ組み込んでも、Pianoのパートはともかくとして、Tromboneパートは音が出ないようなので。
打ち込み直しかなあ……と思った矢先。
フリーソフト『Dent du Midi』で、MIDIファイルをGarageBandに対応するApple Loopsにしてくれることが判明。
ただし、作者さんのサイトはmac.comの閉鎖に巻き込まれたのか、現在は見つからず。
仕方が無いのでWebArchiveから見つけました。インストーラーも無事に入手できました。
さらに。起動してみたらこのソフトはPowerPCアプリケーションであることが判明。Rosetta環境が無いMac OS X 10.7以降では起動すら出来ません。
今回は古いMacBook Black(Mac OS X 10.6)で稼働させてみました……無事変換成功。
そして、GarageBandへの読み込みも……成功したみたいです。全部のパートがPianoになってしまったみたいですが、ソフトウェア音源で鳴るApple Loopsとして無事になんとか。
さらに、PianoパートをOrchestra Stainway Piano音源に、TromboneパートをWIVI Band音源をあらかじめ調整してセットして保存したTrombone Solo音源に変更して……。これも通りました!!
ここまでくれば、全体のテンポやニュアンスなどの調整に集中するだけ。
また、思っていたよりもWIVIのTrombone音源がTromboneらしく聴こえるみたいでうれしい誤算!!
やり方が分かったし、今のうちに、昔作ったMIDIの曲とか変換しておいた方が良いのかも。古いMacのHDDが飛んだりしたら終わりですからねえ。
または、古いMacSnow LeopardParallels DesktopとかでこっちのMacの仮想環境として移行させる手もあり得そうですが……ちょっと検討ですね。この辺も。
ただ、本来はDent du midi並みにMIDIファイルを正しく読み込む機能をGarageBandに内蔵しておいて欲しいものですが……。