IK Multimedia Total Studio 3 Bundleというものをみつけた……。

WIVI BANDだとトロンボーンの音があまりにもサックス寄りの鳴り方をしてしまうことが判明し、散々迷ったあげく、音源変更することにした。
軽いゲーム音楽っぽいものを作るときには絶対良い音源だと思うんだけれど、今回はバリバリのソロ曲だし。自分が思っているトロンボーンの音と相容れない壁を感じてしまったので……。我慢できなくなった。耳が。
候補としては2つ。『GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA』と『Miroslav Philharmonik』の同じ曲の参考演奏を聴き比べてみたら、耳は正直なモノで、『Miroslav Philharmonik』の方だと選んでいた。
で、新宿近郊ではどこで売っているのか調べていたら……。
http://www.shimamura.co.jp/shinjuku/index.php?itemid=92616
Miroslav Philharmonikの通常価格程度で、「ソフトシンセからアンプモデリング、ミックスマスタリングツールまで一通り」Miroslav Philharmonik以外にもいろいろな音源が入っている限定パックを現在販売中だとか……。
DTMを再開するに当たって、音源の過去のセールとかも調べていたんだけれど、このジャンルって定期的に価格破壊なセールを実施していることがあるみたいで。Miroslav Philharmonikの音源限定版を9割引で売っていたことがあったりしたことも。
価格破壊というか。コレくらいやらないと、今はモノが売れないのかもしれないな。
それから。
昔、読んだ音楽家を主人公にした小説で、もしもコンピュータですべての音を再現できるようになったとしても、主人公は生演奏の方を選ぶ、というような下りがあったんだけれど。
自分も基本的にはこれに賛成。やはりコンピュータ音楽では、たとえ下手でも何でも、自分で演奏すること、人間が演奏することの暖かみを超えられないとは思っている。でも、今は、機械音楽でどこまで自分なりにやれるか、試してみたいんだ。

追記

ここまで書いた後で、WIVI BANDのトロンボーンのベロシティ設定を「1」まで下げてみたら、かなりソフトな音になった。……これでリバーブなどを工夫したらまだいけるんじゃ……。どうやら、音源が悪いっていう結論は、まだ早そうだなあ。動作は高速だし。機能はシンプルだし。
ベロシティ「1」なんて、自分の感覚には無い設定値だけれど、結果は良好。この音源ならではのつきあい方があるのかも。