マイペースはゆっくりなことではない

よく、マイペースで頑張ろう、とかいうけれど。
これ、自分にとってちょうど良いペースのことであって、ゆっくりペースのことではないんだよね。
一般値とか平均値とかっていうのが、もしも仮にあったとして、それよりも高速であっても、その人にとってはそれがマイペース。
でも、ゆっくりペースのことだと解されていること、多くないかな?


イチローにとってのマイペースって、すごく良くヒットがあたるとかそういうことなんだと思う。ヒットが出ない時でも、たぶん、彼なりのマイペースがあって、そのペースに乗っていければ、またいつか、ヒットが打てるようになる。
あ、そうそう……早く所属先が決まって欲しいですよね、彼。ヤンキースに残れるといいですね。
ともかく、イチローのペースはイチローのペース。


で。イチローみたいな天才じゃなくっても、個人個人で、本当は自分のペースがあるはず。
それは、無理にゆっくりにすることではないことだってあるはず。
今日ちょっと、周りの人との速度差を感じることがあって、自分もそれは合わせることは反省するべきだけれど、でも、やったことのベクトルは間違っていなかったと信じたいことがあったので。
空回りになってしまうことを恐れない勇気、持っておきたいなあ。それが廻りに迷惑や心配をおかけするようなことにならないような形に結実すれば良いんだけれど。


たぶん、こうしたい! って思ったときに、そのためのデータや素材をそろえておく所までは、できるときならやっていいんだと思う。ただし、素材がそろえてあることは、廻りの承認が取れてから言えば良いのかなと。ボツったら素材を用意していたことは言わなければいいんだし。
思いついたら一気に素材まで創ってしまうのが自分なので。それを、労力とは思ってないし……。
落としどころはたぶんそういうことだろうな。