ペースが乱れたら鏡を見て直そう

イチロー選手がついに9年連続200本安打を達成したようだ。おめでとうございます!


ところで、プロやトップの環境でプレイしているスポーツ選手だったら、どんなスポーツでもたいていしているだろうトレーニングがあると思う。


それは、自分のフォームを鏡に写したり、ビデオや写真に撮影したりして、客観的に点検することだ。


イチロー選手ももちろんこうしたことは行っているようだ。先日、NHKイチロー特集をやっていたときに、シアトル・マリナーズの球場内のビデオチェックできる施設で、自分のフォームを見ながら足の踏み込みのタイミングを修正しようとしていた。もっと早めに踏み込まなければ、ヒットにならないと言っていた。


生活が乱れてきた……たとえば仕事で遅刻が増えたり、体調を崩しやすくなっていたりしたら、やはり同じように自分のフォーム……たとえば、生活態度なんかを客観的に見て、どんどん直すべきところは直したほうがいいのだろう。
ただ、生活が乱れてきたということは、ペースを保つのに疲れてきたということでもある。思い切ってスパッと休んだりするのもいいだろう。


ともかく、修正するにしろリセットするにせよ、客観的に自分をチェックしなければ、こうしたこともままならない。自分を客観視することは大事なのだ。


イチロー選手は、40歳を超えてもプロのフィールドでプレイしているだろう。
彼は何度鏡チェックをすることになるのだろう。そしてそれをすら楽しんでいる風に思われる。


一流の人物は、主観と客観が一致しているのではないだろうか。