モデルナのワクチンの一部に異物混入?

武田薬品工業によりますと、「接種済証」を見れば、接種を受けたワクチンがいつ、どこで製造されたかなどを示す「ロット番号」が確認できます。

今回、異物が混入した疑いが否定できないとされているワクチンのロット番号は
▽「3004667」
▽「3004734」
▽「3004956」の3種類です。

ともかく、モデルナを打った人は接種券の右下にある「接種済証」で番号を確認しておいた方がいいんだろう……と。
それにしても、ワクチンの製造工程で混入する異物ってなんだろう? 要確認範囲が約160万回分、80万人分……これは大変だ。
それに、異物混入が原因の体調不良と副反応は、どうやって見分けるのだろう?
あと気になるのが、これでワクチンが使えなくなった場合に接種難民を生まないか……。

武田薬品工業によりますと、今回の使用の見合わせで予定していた2回目の接種が延期になった場合、標準としている接種間隔の4週間を超えても2回目の接種を受けることができるということです。

接種を1回目から受け直す必要はなく、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてほしいとしています。

一応、このようにあるが、接種予約システムがこのような、主催者側都合による延期に対応してくれるかどうか。
幸い、ファイザーとは異なりモデルナのワクチンは、集団接種で使われることが多かったからユーザーへの連絡は付きやすいとは思われる。ともあれ、一応、モデルナワクチンで予約した人は回数に関わらず予約状況を確認したほうが良いのかも。ともかくこれで接種難民になってしまうことがないように願いたい。
それから、こういうのにつけ込んだ予約サポート詐欺が往々にしてありうるかもと、ちょっと思ってしまった。トラブルで接種が延期されるが早く打てるように手配するので金銭対価を要求する、とかそういう。ともかくこういうことがあったら公式情報で確認を。