歩行防災訓練中止の理由

平たくいうと、夜の街はとっても怖いということです。
繁華街など、何かあったらと思うと、結局最後まで一人で歩くことはできませんでした。
新宿などは繁華街といっても、なんというか……普通の街とは危険度が違いますし。
また、仕事場から歩こうとすると、結構いろいろな所で、緑地と道路だけで街灯があっても真っ暗という所を何箇所も通るんですね。あれもたった一人では歩きづらい。そういうところは、東京といっても自動販売機すらない、なんにも無い道とかありますし。
もしも職場にいる時に、新潟や阪神クラスの大地震がきたら、夜明けまでは職場で過ごした方が正解だとつくづく思いました。それが分かっただけでも、歩いてみた価値はあります。


東京中の電気が止まったら、地図やケータイのナビがあっても、暗すぎて道が絶対分からないと思います。普段が明るいだけに、ギャップで暗闇をより強く感じると思います。その恐怖感は、今日感じたのの3倍増し以上かと……。
また、摩天楼は大地震で壁面がはがれて落ちたらと思うと、そばは歩けない。
新宿を通らないとすると、家に帰るのはますます困難になります。もしかしたら職場付近で、余震が落ち着くまで数日程度は過ごすことになるかもしれないですね。


ちなみに、今回の結果から推測して、普通に道が通れたとしても、自宅までは4から5時間程度かかりそうです。東京の電車通勤1時間の距離で。ちなみに、今回歩行中止した駅から、次の乗り換え駅までは歩いたことがありませんが、その駅から地元の駅までは歩いたことがあるので、先ほどの予想時間はおおむね正確だと思います。また、得られる教訓もこれを深めたものになると予想が出来ます。とりあえずの記録にしておきたいと思います。
いつもの靴で歩き通すのは可能なようですが、使用していない運動靴など、用意しておいてもいいかもしれません。
鞄の中に、ペンライト程度のものはあった方がいいとも思いました。使ってないのが転がってたので、帰宅してすぐに入れておきました。なるほど、被災生活では電池を食う、といわれるわけだ……。