指輪物語をオケで聞けた。

http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20050107#p1
でご紹介した2枚のCD。あの日に発注し、本日Amazonから届きました。
「これらの商品の発送可能時期: 2005/1/30 - 2005/2/13」っていわれたのに、めちゃくちゃ早かったです。びっくり。でもうれしい。とりあえず聞いた方の感想を書きます。

Symphony No.1

Symphony No.1 "The Lord of the Rings"

紙で作られたパッケージ。なぜか魔法使いガンダルフのイラストのかっこいいしおりがついてきます。
「Symphony No.1 "The Lord of the Rings"」ですが、管弦楽になったことにより、ますますドラマチックな写実性を持ったと思います。音のダイナミックさがすごかった。これをファンタジアみたいに、映像音楽にして見てみたいって気がしました。指輪物語を題材とするミュージッククリップとして、充分成り立つんじゃないでしょうか。聞いていていろいろな映像が浮かびましたが、第5楽章「ホビット」の中間部分、あまりにも美しく、希望に満ちた響きに泣けて仕方がなかった。これはぜひ、生オケで聞きたいです。サックスとかありますけど。
管楽器でやるべきところはきっちりと管楽器に、でも弦楽の甘い響きやダイナミックさが生かせるところは弦楽の方になってて、単なるアレンジに留まらず、一本のシンフォニーとしてしっかり仕上がってる。あらためて原曲の良さが分かりました。
それにしても、曲の終わり方が……。終わりそうでなかなか終わらないあたりが、小説・指輪物語の長さを暗示しているようにも思えました。あれだけはよく分からないのですが。実際生で聞いたらもどかしいものを感じるかも。
はてな吹奏楽クラブの方で、これを全曲演奏した方はいらっしゃいますか? ラスト、どういう風に指揮されましたか? 


カップリングはデュカスの「魔法使いの弟子」です。ディズニーの音楽映画「ファンタジア」に使われた名曲ですね。魔法使いの弟子ミッキーマウスが師匠の居ぬ間に魔法でいたずらして、制御不能の事態に陥るという……。ストーリー性の高い曲2本。なかなかお買得でした。