はてなブックマークにタグ機能ができたよ。

はてなスタッフid:naoya:20050524:1116931276さんの日記によると、はてなブックマークタグ機能ができたようです。
もともと、自動分類も可能だったはてなブックマーク。タグ分類も可能になって、後から使う資料としてより自分チューニングしたブックマークを使えるようになりました。やったね。


で、このはてなブックマークとは何か? を改めて考えてみる。

  1. インターネットで面白い記事を見つける。
  2. 自分のwebブラウザにブックマークする代わりに*1はてなブックマークに追加する。
  3. ブックマークの中身について、コメントを書く。
    • このとき、半角大カッコ[言葉]をコメント冒頭に付けると、フォルダーに分けるように分類できます。コレをタグという。この言葉はとりあえず好きに決めていいみたいです。
      • 例)スポーツニュース→[スポーツ]、web関連→[web]などなど。
  4. 登録完了。自分のブックマークリストが一つ増える。
  • 「共有するブックマーク」としての特徴。
    • 他の人が同じページをブックマークしていたら、その人数が「**users」として表示される。
      • 「**users」をクリックすると、他の人が付けたコメントを見たりできる。
    • はてなブックマークのトップページで、注目されているページを紹介している。
      • ウェブ上でのホットニュースが見つかるかもしれない。
    • はてなブックマーク全体から検索できる。
      • 誰かがブックマークしたい、と思ったくらい重要なページばかりだから、普通の検索エンジンよりも面白い、内容のあるページが見つかる。
    • 他の人のブックマーク集を「お気に入り」として追加できる。
      • 自分と似た傾向の人とか、VIP的な人物のブックマーク集をまとめ、一緒くたに見られる。そこから自分のブックマーク集に入れ込むことも可能。
    • 自分のブックマークページを非公開にしてもいい。
      • 趣味趣向が知られたくない場合など、「プライベートモード」にしてもかまわない。


コメントが付けられるようになってから、これが本当の意味でのブログでもある気もしています。もともと、ブログって言うのは、webニュースを自分なりの批評とともにリンクしたページのことで、日記という意味はそれほど強くありませんでした。weblogだったのが、だんだん日記的な意味が強くなり、コメントとトラックバックを備えたウェブ日記のことを日本ではブログと呼んでいますけれど。
わたしにとっては、手軽に公開できるし、さっとコメントをまとめることで自分なりにその記事を頭に入れる、要約の勉強の場にもなっています。


ところで、今悩んでいるのは、はてなブックマークにタグをどんなルールで付けて行こうかということです。
過去ブックマークをぱらぱら見ていて。このところ多く入れているのはJR福知山線脱線事故関連のもの、とくに神戸新聞からのものです。地元紙がやっぱり事情に明るいので。
それからマック関連、PCセキュリティ関連。健康関連のもちらほら。
しかし、リリースされたのがまだ2月のサービスで、今までのブックマークが当然すべてな訳は無いのですよね。


このブックマーク集は以下の方法で検索できる訳で。

  • はてなのシステムによる自動分類(ダイアリーキーワード)
  • タグ
  • コメントやページ内容を直接検索

とりあえず神戸新聞脱線事故関連だけはタイトルに「尼崎JR脱線事故」と入れていますけど、誰かが変えるかもしれないし。
はてなダイアリーは自分発の記事だから分類が思いついたけど、受け身の要素も入るはてなブックマークはどうしたものかな……?
分け方次第で、インターネットをどう使うかが問われているような気もします。時間軸で分けてもあるし、内容でも分けられるし……。
はてなブックマーク流「超整理法」みたいなものが生まれてくるかもしれませんね!

2005/05/25追記

webを能動的に利用するか、受動的に利用するか。

  • 能動的
    • 今抱えているプロジェクトについて*****というジャンルの資料が必要だから検索結果をはてなブックマークしよう!
  • 受動的
    • ネットで流行のURLはこれだからとりあえず押さえておこう!

どっちもアリですからねえ。はてなブックマークは、単なる個人ブックマーク集を超えて、受動的ブックマーク提供元の機能が充実しているので、タグに本当に悩みます。能動的なページはタグが思い浮かびやすいですが、受動的なページは予測不可能なのでタグが思い浮かびにくいでしょうね。


それと、同じページでも、人によってタグ付けが異なるのも勉強になりそうです。
例えば、このページ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://web-japan.org/kidsweb/virtual/kendama/virtual-j.html
私は「伝承遊び」としましたが、webでけん玉を練習できる=webゲームとしての見方もあるわけで、「game」という付け方をしている方もいらっしゃる。
伝承遊びを次世代に伝えるために、インターネットでできることは多いと思います。だからこのように分けたのですが。
そうしたコンテンツ企画的な見方をするか、その方法だけを抽出して方法論で分類するか。
ちょっとしたことですが大きなテーゼがありそうに思います。ものの多角的な見方ができる場所になるかもしれません。


そのためにも、多様多彩なたくさんの方のはてなブックマーク参加が必要だと思います。はてなのサービスは人が集まってナンボというのが多いですが、はてなブックマークは、いろいろな人が集まらないと面白さが発揮できません!
今、見ていて何が難点かと言うと、プログラマさんやwebに詳しい人が注目しやすいページが「最近の人気エントリー」に多いことです。
今、あがっているページも、普通のネットユーザーはあまり興味を持たないページが多いです。
http://b.hatena.ne.jp/hotentry


普通の人にPRするでっかい方法が無いと、宝の持ち腐れになると思います。

*1:いや、自分のにもしておいて別にいいのですけど