アタックNo.1終了!!

最後は気持ちよく王道を行って終わりました、アタックNo.1
原作らしくロシア代表とやるのかと思ったら、最後の対戦相手はブラジル代表でしたね。でも、幾ら何でもカーニバルの衣装でバレーボールの応援はしないでしょ!!
驚異的な回復力で試合に間に合わせてしまうアスリートのお話をたまに聞きますが、心境は分からないではないかもしれないと思いました。ボールがあって、シューズがあって、ジャージも着てて、まともなコートもあるのに、自分の体だけが思う通りに動かなくてって。思わぬ事故で体を故障した選手の気持ち。そのもどかしさ。映像である分、それがよく分かります。


あの長い話をどうまとめてワンクール(11回)にまとめるのかと思ったら、選抜と全国大会、それとおそらく旧作のマンガ版「新アタックNo.1」に題材を得たのかと思われます。(今マーガレットに連載されてる改作版じゃなくて)ネットで調べたのですが、あれにはどうやら実業団でレギュラーを張っているみどりとそこまで行けずに苦しむこずえの話があるらしいので。


木の葉落とし実写版、かなりあり得ない動きで面白かったです。でも登場が唐突すぎた。アレを習得するエピソードが1本欲しかったですね。そうすれば日本のエースとして期待されていく過程にさらに深みが出たのになあ。もっと魔球が出るかと思っていたのですが、三位一体とかそれくらいで終わってしまった。
だんだんバレーボールがうまくなっていく役者さんたちの成長ぶりも結構楽しんでいたので、これで終わるのが寂しい気もします。猪熊監督がグラサン外す時って、原作よりも引き立って見えました。(原作だとどう見てもギャグなので……)
全般的に、原作に勝ったとか負けたじゃなくて、これはこれで(突っ込みどころは色々ありつつも)いい話だったと思います。