無事、イマキュレートハート作品展に出展できました。

昨日、作品展に展示してきました。
毎年の事ながら、時間ギリギリまでかかります。結果、カメラで作品を撮る時間もないという……。土曜か日曜に撮影してきます。


今回の作品コンセプトは、「情報って伝聞ばかりじゃないかー!!」という一種のテクノストレスから生まれました。情報の海ばかりで生モノを見ていないのは、何かがどこかが歪んでいると思うのです。
結果、創作楽器との絡みを考え、壁一面に張られた新聞の陰に本当の音(本音)が隠れているという線でまとまりました。しかもそれを探し出しても、ダミーかもしれない、という……。
私の展示の一貫したテーマは「体験型」であることです。今回もその路線でやらせていただいています。


昨日会場でやった事が多く、サークルの皆さんのご協力が無ければ絶対に仕上がりませんでした。っていうか、今回は作品を会場で創ったようなものなので、ホントヒヤヒヤしましたが。
何とかなって良かった、というか、なんとかする物ですね。こういうのは。


会場で新聞紙(壁面を覆うのは見開きで縦4枚×横5枚というなかなかの大きさで、外国語の新聞です)に切れ目を入れながら、なにか解放される物がありました。新聞製作に携わる方には申し訳ないような気が致しますが、形の無い「情報」というヤツに縛られている自分が楽になっていく感じで。情報が力を持つんじゃない。情報を活かす人間が本当の力を持っているんだ。っていうのを再確認した感じです。今回は出来はともあれ、このコンセプトで出展できて満足しています。
さて、会期と会場のご案内をいたしましょう。

イマキュレートハート 第11回展覧会のお知らせ

東京純心女子短期大学・東京純心女子大学卒業生による作品展
絵画・彫刻・陶・キルト・創作楽器・人形オブジェなど
開催期間

2005年7月6日(水)から10日(日)
開館時間

午前11時から午後7時
会場

八王子市芸術文化会館いちょうホール
会場サイト(案内地図ほか)

http://www.hachiojibunka.or.jp/icho/top.htm
入場料

無料


次作はもっと面白いものにしたいと思っています。今回は楽器そのものを創ったわけではないので、その点は猛反省。でもコンセプチュアルアートというのか、インスタレーション系には強いあこがれがありますので、その線は考えていきたいです。美大を出たわけではないんですが、やっぱり、アートって楽しいですね。