Googleプロダクトセミナー第1回

Googleプロダクトセミナー第1回」をアップルストア銀座で聞いてきました。
GoogleといえばWeb検索……といっていた時代から幾星霜。いや、ほんとは、日本語で使えたの西暦1999年くらい(たしか)だから、まだ10年はたってない、はず。でも、画面上に地球儀までつくっちゃって。早すぎますよねえ。
ま、そんな一人のマックユーザの感慨はおいておいて。今回のセミナーはWeb検索の簡単なテクニック、Googleアカウント、iGoogleGoogle Earth + Google Mapsのマイマップ連動、それからGoogle DeskTop for Mac、最後にGoogle Adsence、とまあ、概要を一通りでした。
ある程度のところは知っていたけれど……知らなかったことも多くて勉強になりました。検索のときに「英和 ほげほげ」って、英和ってつけて入れると英二郎で英和検索ができたりとか。
Googleアカウントで検索履歴をたどれるなども。Google EarthってMac版いつ出てたんだろう? KMLファイルで仮想旅程が組めて世界の人と共有できるという仕組みがあるそうで……。


これから先、どんな情報もGoogleに入れれば出てくる時代になるんでしょうか?


私が興味があるのは、例えば料理の焼き加減的な……職人の知性や経験は、情報となりうるのかどうか、です。
Googleの人とかならなんかのアルゴリズムで検索可能にしてしまいそうですけど。
私自身が持っている勘所の知性で、楽器製作のときの穴の開け方のコツみたいなのがあって、それは文章で伝えるのもけっこう難しい気もするけれど。
でも……。やれるのかなあ……? 人間性まで検索されたくない、な、とも。


たくさんの失敗をして、人間は大きくなるけれど、成功ルートだけを提示される社会ってのもどうなんだろうなあと。別にGoogleとかを批判してる訳じゃないですが、情報の機械化の危険性をちょっと考えたりもしました。
ま、たしかに、Google Earthはものすごいですし、Google Mapsは便利なことこの上ないんですけれどもね。アドセンスはそれなりにマーケティングの意味を認めますけれども。それとはまた別の問題。
iGoogleとかで、自分の過去の傾向から検索結果をカスタマイズされるのって、便利である反面、視野狭窄につながるんじゃないかって気もしちゃうんですよね。そこまでコトバは絶対的なものじゃないと思う。



ちなみに、お土産はGoogleのボールペンと豚の貯金箱。
次回は5月30日に同じアップルストア銀座店で開催だそうです。