区民講座でパソコンを教えました

大学の仕事で公開講座の講師を担当しました。
自分の倍もの年齢の方々に、Wordで名刺を作る講座をおこなわせていただきました。一般区民のみなさんにパソコンを教えるのはこれが初めてでした。
時間は大幅に押してしまいましたが、20名全員に自分のオリジナル名刺を印刷して持って帰っていただけました。


いくつか気がついたこと。

  • 教卓のデモを各机上のモニタに映して、同じようにやっていく形式。しかし、モニタを見て、自分のPCで、という並行作業処理が難しい方も多かった。さらにマニュアルもあったりするので、より大変だった。マニュアルは復習用と割り切り、画面だけに集中して進められるといいのかもしれない。
  • WindowsのバージョンもWordのバージョンも参加者の自宅とは違うようだったため、そのあたりのフォロー説明をしたのだが、フォローしすぎたかも……。
  • 遅れている人のフォローにどれくらい時間を取るべきか。早くできる人の時間を奪うことになってしまうので。
  • 敬語の使い方、しゃべりの早さにもっと配慮がほしい。
  • ログインをしてあげて、参加者はパソコンをいじるだけ、という感じにしておけばよかった。ログインに時間がかかってしまった。
  • 基本的に高齢者向けの設定にしておくとなおよいかも(設定方法はマニュアルとして配布しておき、自宅でPC設定をしたいときに活用できるようにしておく)。文字を拡大表示しておくとか。講師のPC画面は高齢者向けの設定にしておくとか。目が悪くない人も、大きな文字にする方法とかは知っておいて損ではないし。
  • 話す声にゆとりがほしいかった。発声練習とかもしておけばよかった。あの声では必死な感じに響きすぎてしまう。
  • 全員が自分のデザイン名刺を作れたことは大きな収穫。印刷してお持ち帰りOKにしていて、それが一番の主眼だったので、この点は大好評。終わった時は自分で感動してしまったくらいだ。


帰宅したら足が棒のようになっていました。なにしろ、自分が講師として教壇に立つだけではなく、もうひとつサポートに立つ講習会も1コマあったので。
自分では10分とかでできる作業に、3時間近くかかるとは。人に説明するのって難しいけれど、やりがいがありました。