『Cの絵本』と『Xcode』

Cの絵本―C言語が好きになる9つの扉

Cの絵本―C言語が好きになる9つの扉

この本とMac OS X 10.6でC言語、始めました。


目標は『Xcode』で何か役に立つモノを作ること(まだ内緒)、ということで、あちこちサイトさんを見たり、アップルさんで配布しているObjective-Cの入門とかを見てまねしてみたりしたんですが。
どうも、根本的にCが分かってないらC(しい)。なので、やっていることのイミが分かってないので、それこそ意味がなさすぎたようです。


……で、MacでCの基本の基本、なんですが。
前にもちょこっといじったことはなくはなく。そのときはターミナルのコマンドラインの扱いで挫折したなあと。


Macには『Xcode』というプログラミング総合環境がついてきます。で、C++GCCコンパイラも内部的には入っているので、使えるはず、です。C言語も。
ところが。
どうやって使ったらいいんだコレ?


入門的な簡単なC言語の入力、デバッグ、実行方法がなんとか分かったので、後学のためにもまとめておきます。いわゆる『Hello World!!』の表示まで、です。プログラムのソース的には冒頭の『Cの絵本』の8ページ〜9ページになります。

  1. まずは『Xcode Tools』を入手してインストールします。これに関してはあちこちのサイトさんで紹介しているので詳細は割愛させていただきます。私はMac OS X 10.6のDVD-ROMに入っているものを使いました。
  2. Xcode』を起動します。これも詳細は割愛させていただきます。
  3. 『ファイル』の『新規プロジェクト』で、『Application』の『Command Line Tool』、typeは『C++,stdc++』を選択します。これが分からなかったんですよ! なので画面写真をつけておきます。クリックすれば画像を拡大表示できます。
  4. 保存場所を聞いてくるので、適当な場所を指定してください。詳細省略。
  5. それからCのプログラムコードを書いていくわけなんですが。どこにどう書いたらいいか。『main.cpp』に追記すればいいようです。書く場所はこんな感じになります。文章で説明するより画像を見たほうが早いですね。
    • 「#include 」は、最初の「#include 」の後にでも。
    • 「//insert code here...」の後になにかごちゃごちゃ書いてあるので、それを消して「printf」などソース本体を書き込みます。
    • 『Cの絵本』のコードでは、改行文字は「¥n」になっていますが、Macでは『バックスラッシュ』とnになるようです。画面のように書くためには、日本語JISキーボードの場合は『optionキー』を押しながら『¥』を押せばよいようです。
  6. プログラムの実行は上の方にあるトンカチボタン『ビルドと実行』をクリックしてから、先ほどの画面写真で選択されて灰色になっている『helloworld』(拡張子のついていないファイル)をダブルクリックすれば、ターミナルでプログラムが実行されて表示されます。
  7. プログラムを書き換えたのに、うまく実行画面が変わらない時には、『Xcode』の『ビルド』メニューにある『クリーニング』を実行すると良いようです。


『Cの絵本』の最初の8ページ目でこの問題に突き当たって。
本には書いていない、この実行環境の問題を解決するのに2時間かかりました。


まあ、新しいことを始めたりするのにはこういうことはつきもの、つきもの。
さてと。本の続きを読みますかね〜。