中身的には昨日の記事の続きです。
今、ちょっと、Illustratorのおさらいをしているところなのです。
Illustratorを起動して、ペンツールをクリックしたら。
「ウィンドウ」メニューから「ツール」のチェックをはずして、ツールボックスを片付けてしまいます。
さて、この状況では、ツール切り替えをしたかったらキーボードショートカットを使うしかありません。
基本的にペンツールだけで、ペンツールを学ぶ、ということは可能かどうか。
昨日の記事では、初心者には機能を限定して紹介し、徐々に広げていくことで新しいソフトウェアの習得を助ける、という方法をあるゲームから学びました。
では、Illustratorのベジェ曲線の基本を学ぶのは、ペンツールだけでも大丈夫なのでしょうか。実験してみます。
マウスポインタごとのスクリーンショットが撮れないので文章だけになりますが、結論としては、ペンツールだけで十分描画ができるようです。下記表の一時的な切り替えを利用すれば。
ペンツールからの一時的切り替えキー | Windows版 | Macintosh版 |
ダイレクト選択ツール | Ctrl | Command |
グループ選択ツール | CtrlとAlt同時押し | CommandとOption同時押し |
アンカーポイントの切り替え | Alt | Option |
アンカーポイントの追加 | パス上のアンカーポイントのないところでクリック | 左に同じ |
アンカーポイントの削除 | アンカーポイント上でクリック | 左に同じ |
手のひらツール | Spaceバー | 左に同じ |
アンカーポイントの位置の修正 | アンカーポイントを打点する際にSpaceキーを押しながらドラッグ | 左に同じ |
ということは、範囲選択の解除はCtrl(Command)を押しながらパスの外をクリックすればいいからいちいち選択ツールに切り替えなくていいですし。
ベジェ曲線の編集ができるアンカーポイントの切り替えもAltキーで一発。
どれを押せばどうなるか、を集中して練習すれば、ほかのツールが目に入って迷いがちなツールボックスを使う方法よりも理解が早いかもしれません。