ずっと、アウトライン作成にプラスアルファしたようなエディタがないか探していました。
発想したキーワードを次々つなげていくようなもの。
2005年2月号の「MacPeople」誌上にて、マインドマップの特集がありました。(P.62-67の「マインドマップ+Macで「超」発想」)
そこで紹介されていたのがこのソフト。
これだ! これはいい!
無料のアプリケーションで、Mac OS XでもWindowsでも動きます。
ちょっと動作が不安定で、メニューバーを触ると落ちますが、そこはこまめなセーブやキーボードショートカットでなんとか。tabで次のノード、Returnで次項目。
雲背景をつけられるのがいいですね。とてもかわいらしいです。
新しい事を始めたい人、物事を多面的に見てみたい人にお勧め。
仕事場にて、印刷待ちで暇そうな学生さんに「飼い猫を多面的にほめたたえてみて下さい」と使ってもらったら、大ウケでした。結構色んなキーワードでほめられます。
だから友人のwhiteshuloさんも、このツールでキミの飼い猫のしゅろちゃんを多面的にほめたたえてみて下さいね。
簡易マニュアル
- 起動したら、ファイルから新規。
- 画面中央の「新規マインドマップ」をクリックして「しゅろちゃん」に書き換える。
- tabキーを押して新しい項目を作って書く。「かわいい」とか。
- returnキー(enterキー)を押して、兄弟ノード(同列レベルの項目)を書く。「白い」とか。
- またreturnキー(enterキー)を押して、同列レベルの項目を増やしていく。
- 「かわいい」をクリックしてtabキーを押して「しぐさ」等と書く。こうするとさらに子ノード(項目に属する小さな項目)を書ける。
- 各ノードを囲む「雲」を、画面上部のボタン(+−+−の左にあるふきだしのような形のボタン)で作成。こうすると、視認性が上がる。雲の色と線の色はノードを右クリックして「書式」から変更する。
これをはてな記法でやるとこうなりますね。
- しゅろちゃん
- かわいい
- しぐさ
- 白い
- かわいい
ただ、FreeMindなどのマインドマップエディタですると、もっと視覚的になります。
これはいい物を……。先ほどの学生さんは、小説のシナリオを書く時の叩き台に良いのではないか、と言っていました。たしかに、キャラクターメイキングにもいいかもしれません。
同記事では、マインドマップに付いて、この書籍も紹介しています。
- 作者: トニーブザン,Tony Buzan,田中孝顕
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2000/04
- メディア: 単行本
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