『龍馬を殺した女たち』

女子オンリーの劇団『Unit Blueju(ユニット・ブリュージュ)』による公演『龍馬を殺した女たち』を拝見してきました。

より、あらすじ。

慶応3年、11月15日、坂本龍馬暗殺の日−
殺される前に龍馬に接触した女たちがいた。
ある女は龍馬の幼なじみ、ある女は龍馬の弟子、ある女は龍馬の仕事仲間、etc・・・。
生前の龍馬と懇意にしていた女8人、しかし話していくうちに、女たちの本性が暴かれていく。

京都見廻組でも新撰組でもない新しい容疑者をあなたは目撃する!

日本の歴史を語る上で欠かすことが出来ない改革志士・坂本龍馬NHK大河ドラマにもなりましたが、あの型破りな性格と資質は、今の時代にも必要な気がしますよね。
そして、オトコの魅力たっぷりなら女性たちもほうっておくはずがないし、もしかして愛憎入り乱れてあの暗殺事件につながったのでは? という、歴史の「もしも」舞台でした。
架空と実在の人物含め、様々な女性が出てきますが、話自体は龍馬の四十九日を当てているため、本人は出てこず。それぞれの女性たち個々人と龍馬の思い出はすべてパントマイムで語られます。非常にユニーク。
それから、小屋が小劇場で、目の前で展開される歌と踊りが大迫力。近くて熱い舞台でした。
コメディな所もあって面白かったです。まあ、話の筋に対して細かいツッコミを入れるといろいろと無理が出てくるのですが、二転三転七転八倒なオハナシで...。最終的にどうなるの? と、目を離せませんでした。

群舞にもう少し統一感が出てくるといいかな?

女性ばかりのステージは華やかで良いですね。