GarageBandでWIVI Bandを使い始めた

このところずっと懸案だった、作曲でのTronbomeの電子音源をどうするか。
とりあえず、廉価で高速動作する『WIVI BAND』を使うことにした。
http://www.crypton.co.jp/mp/do/prod?id=33960
最初、体験版ですっかり勘違いしていたんだけれど、コンサートホールを設定して聴き手と演奏者の位置関係を決めて音響を作れる機能はこのバージョンには入っていなかった。まあ、でも、個人でDTMを始めるには十分過ぎる機能が入っているから、これで電子音源の使い方を学んでみたいと思う。
それから、WIVIシリーズのユーザ登録はちょっと変わっているので、今後のためにもメモしておこうと思った。
まず、クリプトンフューチャーメディアなどの入手元で申し込み、クレジットカードとかWebManeyとかで支払ってユーザ登録する。
そのあと、シリアル番号をメールで送ってくれるんだけど、日本語環境で出来るのはここまで。実際にシリアル番号を登録してインストーラを入手するのは、開発販売元の『Wallander社』のWebサイトでおこなうことになる。ちなみに英語だ。
http://www.wallanderinstruments.com
また、こっちの会社のセキュリティが結構厳しい。今回ちょっと苦労したのは、当方のメールサーバ上で直接設定していた迷惑メールフィルタが効きすぎて、『Wallander社』からのメールを自動削除してしまっていたこと。
最初、メールが届かないのを迷惑メールフィルタの効き過ぎだと気がつかずにWebのトラフィックのせいかなと思って再登録をしたが、前回登録済みなのでアクティベーションできないとかなんとかのメッセージが出て受け付けてくれない。それどころか、回数制限があって10回までとか言われる始末。しょうがないのでダウンロードURL再送依頼フォームに書き込むも、またもメールが届かない。ここで迷惑メールフィルタの可能性に気がついてフィルタリングを一時的にオフにして、再度ダウンロードURL再送依頼フォームに書き込んだが、一度送ったら30日間は再送できないとか書かれていて詰まった。
仕方が無いので、メーカーの問い合わせフォームから状況を報告してダウンロードURLを送ってもらえたが、迷惑メールフィルタのせいでかえってトラブルになった訳である。
というわけで、WIVIシリーズを購入する際には、迷惑メールフィルタで弾かれないか確認した方が良い。
幸いにも、体験版入手にも同じシステムで登録後にメールを送ってくれるシステムを利用することになっており、こちらには登録回数制限が無いので、メールが無事に届くかのテストにも利用できると思う。体験版入手フォームは下記。
http://www.wallanderinstruments.com/?mode=downloads&lang=en
なお、日本代理店のクリプトンフューチャーメディアさんへも、もちろん問い合わせることが出来るようになっているようだ(問い合わせフォームがある)。『Wallander社』に書くのには英語なのだが、通じたみたいだったので良かった。
ところで、WIVI Bandなのだけれど、これは他の音源とはちょっと違っていて、実楽器からサンプリングして音を作るのではなく、電気的に計算して音を作るタイプのシステムのようだ。何となく、イメージがPhotoshopIllustratorの関係に重なるモノがある。サンプリングして加工するのは、実物の写真を加工して絵を作るPhotoshopっぽいとすれば、音を計算で作り出すのがベクトル形式のIllustratorみたいなものじゃないかなと。
音色については、ちょっとトロンボーンの音としては、自分のイメージよりも荒っぽい感じがあるので、他のエフェクトもかぶせてきれいで聴きやすくて独特のきびしさがあるトロンボーンの音に仕上げてみたいと思った。
また、クリプトンフューチャーメディアで日本語版マニュアルも配布していた。購入後でないとダウンロードできない仕組みになっているようだ。良くまとまっていて割と分かりやすかった。心強い限りだ。