今週のお題「受験」

受験ネタですね。
一番勉強したのは高校受験のとき。
あの時は本当に入りたい高校がありました。中3の4月。
その高校の学生指揮の吹奏楽部の定期演奏会で感動して。
そこはコンクールに出ていないとか人数は多くはないとか、そういうことよりも、よいステージを自分たちで作るという姿勢に純粋に惹かれましたね。
偏差値はめちゃくちゃ高かったですが(当時のうちの学区で都立のトップ)……。結果としてはたしか+15から+20くらい上げたような……。1学年100人くらいの中学で、春の30番台から秋には10番以内まで上げました。
3年になっても吹奏楽部は続けていて、結局11月の終わりから2月の実質2ヶ月間しか休んでいませんでした。普通はコンクールの8月で引退なんですけれど、部活の運営は後輩たちに任せつつ、演奏者としては参加していて。
毎日練習しながらも何とかしてしまった秘密は、実は某通信教育の『進○ゼミ』。
ポイントが分かりやすかったので助かりましたし、直前に実践問題100問を解きまくっていました。あれ、1問解いたら1マス塗るマーク表がついていて、全部塗ると文字が出てくるようになっていたんですが、意外にこういうシンプルな仕掛けがよかったです。あと、いわゆる『塾』は行っていませんが、CAIでの個別指導は受けていました。
当時の苦手科目は英語と数学、得意科目は理科と国語と社会科。特に、国語と理科は得点源。読み解きとか理論とか、物語が好きだったので。社会科なんて物語そのものですもの。英語は暗記が苦手で、数学は多分、問題に具体性が無いと取っ付きにくかったんだと思います。数値だけ追いかけるのは性格に合わなくて……。それでも座標計算や面積計算など、画像プログラミング的な要素が出てきたりすると、少し点が良かったのを覚えています。今の仕事につながっていますね、その点は。センター試験でも数学ではプログラミングだけは解けましたし(他は壊滅^_^;)。
ま、それはともかくとして。
勉強のやる気の秘訣みたいなものは、たぶん、その目標をクリアした『後』を具体的にイメージできるか、だと思うんですよね。
自分の場合、あの吹奏楽部で演奏したいっていう具体的な物があったので。
それから、そこから逆算して具体的なステップを導けるかどうか。
何をどれくらいやったらいいか、『進○ゼミ』ではやるべき課題の的を絞ってもらえましたし(当時、参考書も問題集も買わなかった気がする……)、CAIスクールではつまづきやすい問題の反復練習が大好きなパソコンで出来たので、どれをやったらいいかほぼ迷わなかった分、効率的に出来た気がします。
この逆を行ってしまったのが大学受験で。あれこれ自分で考えすぎて手を出しすぎたのと、目標がいまいちはっきりしなくて成果を上げられなかったのと。精神的に不安を抱えやすい時期だったのとで。なんとかひとつだけ合格をもらえた大学でのんびりさせてもらったので、その点では良かったのですが、受験勉強の実力を磨くことは結局出来なかった気がします。かなり勉強はしていましたけど、成果につなげられなくて、親に申し訳なかったな……。
高校入試と大学入試では別世界ですよ、本当に。ですので、家計が許すのであれば、難関私立大学と言われている所の付属高校はオススメかもしれませんね。エスカレーター式に上がれるのは。
あと、体調管理!! 大学受験直前にタチの悪い風邪を引いてしまって苦労しました。
受験生の皆さんには、本当に体に気をつけて欲しい物です。