因果律の大逆転?『TENET』

はてなブックマークで結構読まれていた下記の記事。

東大出の先生でも解説に難儀される、時間が逆行する映画とはなんぞや? というわけで観てきた。
ネタバレを観ただけでは理解できず、映画を観ても一回では難しかった。
しかし、さっきの自分が今の敵とか、逆走カーチェイスなど、演出の意外性や映像の迫力はものすごかった。
ただ、深いネタバレにならない範囲でこれはヤダ、と言うところを。

  • 楽器を踏むな!
    • 冒頭のオペラ座テロのシーン。楽器吹きとしてはコントラバスをぶっ倒しただけではなくチェロをふみつぶして響体を割ったのは不快で怒りが湧いたのであった。あとオケでサックスって、プログラムは何の曲だったのかな。近現代の曲ならアリかな。
  • 絵を倒すな!
    • 贋作奪還のバトルシーン。やりすぎっ。まあ、こう言うアクションはやりすぎなくらいでちょうど良いかなぁ。

それと、このアイデアを活用したアクションゲームとか面白そうな気がする。逆走カーチェイスとか、爆発が戻される中を行くとか、過去の自分との接触で死亡とか、酸素マスクがないと死ぬとか、ゲーム化したらすごいことになりそう。
本作ももう一回行きたいかもしれない。理屈が少し分かったので、ますます楽しめそうだ。