スプラ3で処理落ち?

とあるスプラ3プレイ動画を見ていてやーっと腑に落ちた。
最近、Switchのゲームによっては処理落ち(アクションゲームなどで多くのキャラクターが複雑な動きをするのを描画しきれず、スローモーションがかかってしまうこと)が発生しているとかいうことで、次世代Switchの待望論を見かけることがあったのだけれども、正直、あまり実感がなかったので。スプラ3ってそんなに処理落ちする? っていうのが自分の実感。
しかし。
甘かった!
ずーっと雲の上のランクの人たちの動画を試しに見てみたらわかりました。
サーモンランの危険度マックス!
これは確かに、いろんなシャケが大量に同時多発的に複雑な動きをしていて、それを捌くプレイヤーの側も当然、相当に複雑な動きをしなくては間に合わないわけで、グラフィックスの描画パワーが明らかに足りない!
処理落ちをまざまざと見ました。これはプレイしづらいだろうなぁ。
ファミコンの頃ならば、ROMカセットにハードウェアを追加して無理矢理にスペックアップしてファミコン本体だけでは出来ないことを実現したりしたのですが。例えばドラクエ3 で有名になったバッテリーバックアップ式ROMがそうですね。
今の時代、Switchのゲームカードの方でGPUや描画メモリを拡張するわけにはいかないです。そんなことやったらゲームがえらい高くなりそうですし、形状的にも仕組み的にも、多分、まぁ無理でしょう。
逆に。あの危険度マックスのステージを嬉々としてやりこなすランクのひとたちからしたら。
例えば今よりぐっとハイスペックなSwitchができて、あの大量のシャケでも難なく動かせるようだったら、もっとプレイしやすくなり、ウデマエも上がるわけで……。きっと欲しいでしょうねえ。今よりGPUや高速ネットワークに対策されたスーパーSwitchを。
MacIntelからApple siliconになった時も思ったのですが。
時には、ハードウェアを変革してでも、ソースコードを今の技術でいちから書き直してでも、根っこからやり直した方が問題解決が早いことって、コンピュータの世界では往々にしてあるんですね。
それに、それまでの資産や経験が無駄になるわけではないですし。生かせる場面は必ずある。時代の変革って、きっとそういうことなんだと思います。
さて、Switchは今後、どうなっていくのでしょうかね。これだけ売れて浸透した分、無理に次世代を目指さなくても良い気もしますが、パワー不足な場面も出てきているのは事実のようです。