結果はどうあれ、投票率は7割超えて欲しかった。
選挙制度には色々問題も多いし、今回の都知事選は現職有利が散々言われちゃいたけれど。
それはそれとしても。
自分は東京をどう思う? 何が足りない? を投票という形で代弁するのが都知事選だと思ってる。
その意味である種、周りなんか関係ない。
自分ならこの人に頑張って欲しいと思う人に入れればいい。
そう思える人が現職の人なら、引き続き頑張ってほしい、と、いうだけの話。
それに、選挙権って、無料ではないし(みんなの税金で行使できる)。
さらに言えば、選挙制度は多くの人たちが流した血の上に成り立っている側面は否定できないと思う。
中学の教科書レベルの世界史を学べば見えてくることだ。
フランス革命期の市民から見たら、今の選挙権行使が当たり前という日本はどれだけ恵まれているだろうか。
日本では革命を経ての選挙制度では無かったけれど。それでも太平洋戦争を敗戦という形ででも終わらせなければ【こう】はなれなかった。
選挙制度を利用できるっていうのは、無償なんかじゃないんだよ。
この権利のために、亡くなられた方々がごまんといるんだよ。そういうこと、考えてなんかいやしないんだろうな……選挙に行かないひとは。
行けない人はしょうがないと思うけど(病気とか色々な事情で)。
選挙の度に、結果そのものや与党がどうなったかそのものよりも、自分が気になるのは投票率。
対象有権者の7割8割くらいは投票に行かなきゃ本当の選挙とは言えないだろう、と、初めての選挙の時からずっと思っている。
半分強ではなく、もうすぐ全員になるかもくらい(だから8割)は行かないとダメでしょう!
人選びを人任せにするなよ。
その時の選挙で無投票を選んだ人は、自動的に、その時の与党を信任したのと同じことになっちゃうんだぞ。
勝手に何を決められても文句は言えないんだぞ。
投票率が低いことは心底嘆かわしい。
今回、一応上がったとか言うけど……全っ然、足りないよ。