MOTHER1+2の2 プレイ日記8

id:Yuny:20040930#p1とid:Yuny:20041002#p1とid:Yuny:20041003#p2と
id:Yuny:20041005#p1とid:Yuny:20041006#p1とid:Yuny:20041007#p1と
id:Yuny:20041008#p1の続き。
当然ネタバレですのでお気をつけ下さい。
さて、身体も元に戻ったことだし、おさるさんにアイアイしに砂漠へGO BACK!
急ぐ旅だが、お礼もいいたい。発掘現場に立ちよると、その後は相変わらずだった。
その西側に、妙に白い一粒が……。ああ、探していた白ゴマちゃんではないか。
黒ゴマ君の愛の伝言を伝えると、感動していた。そんなことなら運んじゃえばいいのだが,砂漠の2粒の遠距離恋愛はこのままがいいのかもしれない。きっと会ったら……ケンカしちゃうんだろう。恋愛って難しい。嗚呼。


サルたちはモノホシガリな連中だった。ダンジョン構造は2択でも、徹底的に羅列すればこれだけ難解になる。しかも、どこで何をほしがっているかまで、きっちりマッピングしないと迷う。
結論からいうと、スキップサンドを持ってくれば,あとはダンジョンのなかで手に入るアイテムだけで何とかなりそうだ。いったんスリークで、カロリーブロックまで買い求めて戻って来た私はなんだったんだか。
ダライラマ様ならぬタライジャブ様にそれでもなんとか面会。イチゴ豆腐を作るマシンを渡してくれ、弟子のサルからテレポートの技を習った。これでいろんな所へ行ける。おサルさんたちありがとう。


さて、イチゴ豆腐を作るマシンのおかげで、メイドさんが手配をしてくれた。モノトリーさんの私室へ行けるように。
メカメカした用心棒をたおし、さあ、というところで、とっても強いマシンと遭遇! もうダメか……というときに、なぜかトンズラの連中が助けてくれた。スイッチを抜けばいいじゃんって、そりゃそうだ。
モノトリーさんの部屋には、ユリがいた! 無事で元気そうだ。やい、モノトリーさん、なんてことをしてくれたんだ! とまあ、勢い込んだ(?)カイを、なぜかユリは「とにかく話を聞いてあげて」と止めた。


要は、「マニマニの悪魔」のせいだった。邪悪なココロを強める幻覚マシン。習慣性もある。この辺りは推理通り。自室に置くのが怖かったのか、BARの倉庫に隠させてもらって、時々拝んでいたらしい。
悪魔の暗示内容には、カイを食い止めろとか,サマーズやピラミッドへ行かせるなとかいうのもあった。そして、ギーグの名前もあった。
ここで今までのストーリーを、マニマニの悪魔の動きから整理してみよう。


隕石落下とブンブーンの直感がきっかけでカイが冒険に出ることを決めた時、家の近くの丘にいた動物達はすでに気が立っていた。隕石落下現場は、愛犬のとおや バウをして「恐ろしい場所」といわしめ、一発で逃げだすような邪気があった。
それに、トレジャーハンターはマニマニの悪魔をすでに掘り出していた。
ポーキーは好奇心もあったが、単に弟探しで丘の上に行っただけだ。しかし、数日した頃にはもうあの一家は弟のピッキーを残していなくなっていた。隕石が、ブンブーンを乗せて来ただけではなかったのだろうか? ポーキーがああいった行動に走るきっかけはなんだったんだろう。


カイがオネットのギャング団「シャーク団」と戦ったり、ジャイアントステップに行ったりしているうちに、トレジャーハンターからカーペインターさんへ「マニマニの悪魔」が売り払われた。そして、ブルーブルー教が出来て、村が興り、急激に信者が増え、ちょうどカイがツーソンに来た頃にユリの誘拐事件も起きた。
ルーブルー教を壊滅させたとき、あの像は壊さなかった。そして、純粋に高価な像として、オネットで何かが発掘されたことを聞いたトンチキさんは、カイに札束を渡して義理を果たしたあと、カーペインターさんから像を奪い、幽霊も何のそので(もしかしたら、像があるから邪魔をしなかったのかもしれないが)フォーサイドへ行き、売ろうとした。
この像は推測するに,ココロが誘惑に弱いヒトを引き付ける性質がある。だから、トレジャーハンターも、カーペインターさんも、モノトリーさんもおかしくなった。トンチキさんは単に売ってもうけようと思っただけ。だから、悪影響はトンチキさんよりもモノトリーさんの方が大きく、その分強くなって勝ち、像を奪ってチカラを得て、街に権力を伸ばした。そのうしろだてを、どういうわけかポーキーがしていたのだ。普通に野心的なだけなのだろうか?


こういったことがフォーサイドで起こっているとは知らず、カイ達はスリークの化け物退治でなん日もかけ,ウインターズからシュウヤを呼んだり,サターンバレーまで足を伸ばしたりして長期間戦っていた。
カイたちが幽霊を全て駆逐し、砂漠を通ってフォーサイドに着いたころ、たぶんトンキチさんはなんとか像を取り戻そうとしていたのではないだろうか。そして、モノトリーさんはカイを誘うためにデパートを再開させ,ギーグの手下によるユリの誘拐事件(2回目)が起こる。
デパートを元通りにした頃には、ユリはモノトリービルに監禁されていたのだろう。多分、デパートの屋上からモノトリービルまでヘリを飛ばして。
そして、またモノトリーさんがBARに像を拝みに行こうとした所を、トンチキさんが襲ったが、返り討たれた。悪魔的なチカラによって。いうまでもないが,マニマニの悪魔には、ギーグのチカラが働いている。その幻覚装置をなんとかカイが打ち破った時、きっとモノトリーさんは、我に返ってつぶやいたのだ……「いちご豆腐が食べたい」と。


ともあれ、ユリを救出し、次の目的地はサマーズと、そこから行けるらしいピラミッドに決まった。
さっそくモノトリーさんのヘリを御借りしようとしたら、ポーキーが乗って行ってしまった。
しょうがない。でも、海を隔てたサマーズに行く方法は何かある。
ユリの直感で、スリークに戻ることになった。トンズラブラザーズたちとはここでお別れだ。
置き忘れたものがあるんじゃないか? という彼らのアドバイスで思い出したのは、シュウヤが乗って来た銀の飛空装置「スカイウォーカー」だった。夜なべをして沢山の装置を修復改造してきたんだ。今の彼ならきっと直せる。行ってみると、町のヒトがペンキを塗ってくれていた。そして、スカイウォーカーは無事に飛んで,とりあえずウィンターズに戻った。父の研究所で直せばサマーズに行けるようになるはずだ。


修理中に、カイは自分の場所「レイニーサークル」を得るために巨大キノコに挑戦した。ストーンヘンジの北だ。巨大なキノコとの闘い。カイはキノコ状態になって味方を攻撃してしまったり、シュウヤが毒を食らったりしつつも,辛くも……勝った。レイニーサークルは、そこだけが雨が降っている変な場所だった。そこでカイは「かいてんずし」(好物)の匂いを感じた。うーん、分かるような気がする。おすしの匂いって、それだけでおいしそうで。


「スカイウォーカー」は修理完了。いよいよサマーズだ。着地失敗でこなごなになってしまったが、着くことは出来た。冬から夏への大移動。観光都市サマーズはウインターズと姉妹都市提携をしているらしい。(宿泊した時に新聞に書かれていた)しかし、新聞によれば、ウインターズではヒトの失踪事件が相次いでいるらしい。結局中に入れなかったが、ストーンヘンジと関係はあるのだろうか。


それにしても、ホテルは慇懃無礼だったし、ポーキーが関係しているみたいだし,マッドサインなどの敵が襲ってくるようになるのも、多分ホテルに泊まってからみたいだった。それまでは何事もなく街を歩けたのに、急に車が標識が襲ってくるように。やっぱり、ピラミッドもだけど、この街自体にも何かがあるぞ。
聞き込みを続けるうちにシュウヤの友人、トニーから受信電話にかかってきた。学校の宿題でプレイヤーの名前を聞きたいらしい。入力完了。しかし、ちょっとしたことに味があるゲームだ。レストランでテイクアウトできる食べ物の説明が秀逸で、こういうのがMOTHERらしさなんだな。
さて、一見平和な観光都市だが……あの秘密倶楽部の捜査からはじまるだろう。