ワールドビジネスサテライトで「しごと考」にはてな登場。

ちょうどいい機会なので、ウチの親にもはてなを紹介するのに使わせていただきました。といっても、人力検索中心で、ダイアリー、ブックマーク、RSSとかのはてなの本領発揮的技術までは紹介されていなくて、はてなを紹介するにはフォローがちょっと大変。あと近藤さんのインタビューが少し多かったかな? まあ、働き方を考える、とか、夢を持つ、とかの話での紹介なので。はてなアイデアミーティングの実際の様子の映像が映ったのは収穫ですね。ちなみに、今、人力検索はてなのアクセスが重いです。こないだの「先端研」という番組で紹介された時よりも重そうですね。がんばれ、はてなのサーバ君たち。


夢にも格差が出て来ているというのは、今更な感じではあります。ただ、その夢への格差=身分的な……社会的ステータスとか、収入への格差になっているのが、ひと昔前に比べたら大きくなってきている昨今ですね。実のところ、仕事で学生さんの相談に乗っていても、やはりIT技術が分からないとかの前に、高い目的意識を持てない部分のフォローは大変です。課題があるからやればいいという学生さんが大半。課題をこなす時に、最低ラインとかを意識しないで、質の高い事をしたいけれども、方法が(例えば、Illustratorの使い方が)分からないという質問は多くはありません。やはり、そういった質問はある程度特定の学生さんからしか出てこない気がしています。やってみて、面白かったという風に思ってもらえるようにこちらも努力していますが、学生さんの好奇心をうまく引きだせるようには。


まあ、やった事が無いんだから、分からなくて当然。ただ、その分からなさをどう解消するか、という部分は学生時代に鍛えておかないと行けない。私は、大学教育では専攻を教材に、勉強の方法さえ学んでいれば、基本的に十分だと思っています。IT業界のデファクトスタンダードなんて、いつ変わるか知れたもんじゃないし。(例えば5年後、まだマイクロソフトがいまのポジションに居るかといったら、必ずしもそうではないと思っています。Linuxが逆転しているかもしれない。windows vistaがあだになると予想していますが、この話はまだまとまってないのでここでは書きません)専攻がそのまま職業になるとは限りませんし。今は考え方の肝さえ掴んでいれば十分ではないかと。


話がそれました。
番組では様々な働き方(農業や他の企業の例など)を紹介していました。今、農業も実は人気が出て来ているようですね。エコなどの影響でしょうか。
いずれにせよ、夢を持つことが問い直されている昨今。今、まだちょっと書けないのですが、じっくり暖めている夢があって、この夏いろいろと試してみたいと思っています。本当にそれでいいのか、まだ自己分析的にも迷っていますし、また世間の情勢的な情報が不足しているので……。ただ、個人的に「試す」ことが許されている今、ちょっと勇気が湧いてくる特集でした。やらなきゃ何も始まらないですよね。元気出して、『活き』ましょう!