今日は一日吹奏楽三昧!

今日はNHK-FMで丸一日! 吹奏楽やってます!
1時から1時! つまり、13時から25時! ラジオ深夜便の直前まで!
さっきは東京佼成ウインドオーケストラの演奏で「シング・シング・シング」やっていました。さすがに軽やかに熱くてウマい!(なかなかこうは出来ないですよ〜!)


NHK-FMの周波数は地域によって違います。詳しくはこちらでお調べ下さい。
http://www.nhk.or.jp/res/tvres5/h50303.htm
ちなみに、東京地区は82.5MHzです!


ついでに番組表。もちろん、リクエストコーナーあり!
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/ch.cgi?area=001&ch=07
http://www.nhk.or.jp/zanmai/request.html
「コーラル・ブルー」「ディスコ・キッド」「大序曲1812年吹奏楽版)」を出してみました。あんまり出すと大変だと思いますし……。さてはて。
まなかなちゃんが吹奏楽経験者だったとは! しかもアルヴァマー序曲ですか……。伝統曲になってるみたいですね。



ケータイのラジオ機能で聴こうとしたら雑音が……。イヤフォンを差したら音が聴こえました。どうやらイヤフォンがラジオアンテナになってるらしいです。
機種によっても違いますが、ケータイ電話でラジオが聴けるはずの方はお試しを。これでお散歩吹奏楽

リクエストメモ(16時台/作編曲者/演奏者は基本的に省略。曲名は正式名じゃない場合も)

抜け落ちとかミスはご容赦を。だーっとメモしてます。
NHKの一次情報は(冒頭にhを入れて下さい)
ttp://cgi2.nhk.or.jp/zanmai/playlist_070321.cgi

第3部のあとの部分のリクエスト(多分)

  • エルザの大聖堂への行列(東京都豊島区立第十中学校+酒井正幸指揮)
    • 全国大会1位のあの伝説の名演奏! です。前にも聞いたことがありますが、やっぱり鳥肌……。
  • ノヴェナ
    • スウェアリンジェンらしい華があります。なんか、この方の曲はすごい共通的なナニかがあって、1曲出来ると他の曲に応用が利いて便利な気がします。でも、1曲1曲違う世界もある。非常に面白い作曲家さんです。吹奏楽の初心者にとっつきやすい譜割なことも多く、学校で必ずどれか1曲はやりそうな気がします。

パリ・ギャルド・レピュブリゲーヌ吹奏楽団 来日公演

この楽団の演奏会で、日本吹奏楽のレベルがまるで変わったということらしいです。
それまでは軍楽隊調というか、マーチをガンガン鳴らすのが吹奏楽だったんですが、この公演を機にシンフォニックな感じ(?)に日本の吹奏楽が変貌したそうです。
噂だけは何度も聴いた伝説の演奏会。まさか今さら音源が残っているとは……。NHK、おそるべし!
自分が、当時のマーチしか知らなかった吹奏楽部員だとしたら、耳からウロコ落ちまくりだったでしょうね。
たとえば「ハンガリー狂詩曲第2番(作曲:リスト)」って、元の元曲はピアノですし。私も高校でやりましたけど、結構難しいですよこれ。特に前半は曲想がゆっくりで中低音中心なので、下手するとダレるんです。一本締まった感じにするだけでも大変。この気品はただ者じゃない! 良く聴くとハープが入ってるんですよ。吹奏楽にハープを使う、というだけでも驚きだったんじゃないでしょうか? 今では割と普通に使っていますけど。
途中の部分はちょっと離席せざるを得なかったので、また後日、録音聴いて書きます。はげ山とかローマの松とかボレロとか、どれか一曲だけでもコンサートのメインになりそうな物ばかりですけど!
アンコールは「ウィリアム・テル序曲」(ロッシーニ作曲)で。なんか、スゴい。これをアンコールにするか!? サックスの響きが弦楽器のようにまろやかに聴こえます。当時の吹奏楽部員だったりしたら……もう、人生が変わっても不思議じゃないだろうなあ。サックスパートはオケのような、柔らかいことをしてもいいわけで。クラリネットはもっと柔らかく色っぽくうたって良いわけで。トランペットやホルンは華やかなだけがとりえじゃないんだなと。
タイムスリップした感じで……すごい楽しめました。

リクエストコーナー2

夜のリクエストコーナーは、吹奏楽オリジナルといえばまずはここ、と言える「アンサンブル・リベルテ吹奏楽団」の演奏からですね。
ほんとうにココのバンドは吹奏楽のために曲を沢山作ってもらっているみたいですし、既存の曲の演奏も多いのだとか。まだCDにもなってない作曲賞受賞曲(「鳳凰が舞う」作曲:真島俊夫)のリクエスト……って、もしやリベルテの演奏者さんがリクエストしたんじゃないでしょうか? もしかして。これってスゴいPRになりそう。良い曲だったので、いろんな楽団でとりあげるといいですね。


それにしても、最近の曲は聴いていないので、こういう特集は真面目に助かります。これから長い目で見て吹奏楽団も探さないと行けないし。


高校の時から思っていたけれど、吹奏楽って何でも出来るんですよ。クラシックも出来るしポップスやジャズも出来るし、日本民謡や沖縄民謡はもちろんのこと、世界中の曲が数多くアレンジされていて。イギリス民謡組曲とかは定番の一つですね。また合唱曲や聖歌などは管楽器だけでやると本当に美しいです。よく、オルガンのような響きと言われますけれど。そして、吹奏楽編成だけのために書かれた曲……いわゆるオリジナル曲、もあります。そして、そこで追求されるサウンドがありますし。
学校吹奏楽では自分たちが参加するオーケストラになれるし(吹奏楽の英訳はWind Orchestra)、自分が演奏した曲、というか、単なるクラシックとはまた違う観点での聴き方もできる。聴いたことが無い曲でも、自分がやるならどうするか、とか。非常にインタラクティブな音楽世界です。


市民が参加できる音楽芸術という意味で、吹奏楽はもっと評価されて良い気がしています。特に自由演奏会に参加していてその思いは強くなりました。楽器がそこそこ出来ればぶっつけ本番の本番もアリ。もちろん、かなり荒っぽい演奏ではありますが。


さて、これを書いている今、「ブレーメンの音楽隊(作曲:広瀬勇人)」という、朗読音楽劇を放送しています。朗読音楽劇としては、「ピーターと狼」ならやったことがあります。(しかもピーター役で^^;)いずれも、コンサートのメインプログラムに良さそうですね。お客さんにいかに楽しんでもらうか……。学校なら演劇部と組んでやるとか。いいなあ。これ。日本語版の出版はいつでしょうか?


つぎは海外の作曲家。夕方のリクエストで多かったアメリカからヨーロッパに舞台を移します。イギリス、ベルギー、オランダ……。
ベルギーのヴァンデルローストの「アルセナール」! こないだ自由演奏会でやりました。ぶっつけで1回やっただけなのに楽譜覚えてますよ。トロンボーンが聴こえる。すごく雅やかな曲想、かつ、やっぱりヴァンデルローストらしい華やかさもあり。雅なマーチ、っていう作風はやっぱり元気なアメリカンマーチには無いです。色気? みたいなの。*1
イギリスの金管バンド、ブリティッシュスタイルのブラスバンドからWind Bandにアレンジしたスパーク(やっぱり!)の曲「センチュリオン」マーチ。なんか、お城の前で行進しているイギリスの兵隊さんの風景が浮かぶ気がします。優美さがいいですね。
それにしても、人気曲には人気曲の理由があるものです。

MALTAさん!

トリを務めるのはあのサックスのMALTA(マルタ)さん! 昔、BJの連載のファンでした。
まったく音楽のイメージが変わってオトナな感じで。そうそう。管打楽器にはこういう音世界もあります。ジャズな感じ。

*1:今、コメントにあった作曲家のアッペルモントさんってどっかできいたかな……?