Googleプロダクトセミナー第2回

http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20070509/p1
で書きました、アップルストア銀座でのgoogleセミナーの2回目。雨のせいか、多少は人数が少なかったですが、それでもほぼ満席で立ち見もありました。
今回はWebサイトアクセス解析ツール「Google Analytics」と広告ツール「Google Adsence」の説明でした。

Google Analytics

http://www.google.co.jp/analytics/ja-JP/

  • 個人情報ではなくあくまで統計的にアクセス解析する無料ツール
  • 最近、バージョン2に上がり、機能が拡張。
    • レポートのメール配信
    • PDFでのレポート出力
    • レポート内、あるいはユーザインターフェイスの日本語をよりわかりやすい翻訳に
    • 操作系の見直し、よりわかりやすく
  • 1ヶ月の期間の区切りで利用状況を把握
    • 直帰率」=そのページだけ(サイトのトップとか)を見てすぐにまったく別のサイトへ行くような人
    • ドラッグ&ドロップで画面レイアウトを変えられる=ウィジェットとかと同じ
    • レポート出力は、PDF,XML,CSV,TSV
    • New Visitor(御新規さん)とReturning Visitor(リピーターさん)の区別もつく
    • 世界地図でアクセス元を直感的に把握、また地域限定ログも可
    • アドワーズの広告を出していたら、そこからのアクセスもわかる
    • ブログではタイトル別に調べられる
    • ナビゲーションサマリー=前のページURLと現ページと次のページURLがわかる。つまり、どこから来た人が次にどこのページを見てるかわかる
    • 「セグメント」=さまざまな見方でデータ集計。

と、実際の画面を見せてもらいながら操作系列を把握。
さて、客席から出た質問は「Google Analyticsとニンジャツールを併用して解析やると、Google Analyticsの方がアクセス数が少なく見える」とのこと。これは、仕組みの違い。Google AnalyticsではWebサイトのクローラーやケータイアクセスなど、ページをちゃんと読み込んでないようなアクセスはカウントしないとのこと。

Google Adsence

http://www.google.com/adsense

  • Google Adsenceの仕組み
    • 検索エンジンGoogleの技術の応用。広告を入れたページを解析し、そのページに多いキーワードとマッチングするような広告を自動で掲載、クリックしてもらうと自分のサイトに広告収入が入る。
    • 競合他社の広告はキーワードとURLでフィルタリング可能。
  • 収益を得る一方法〜コンテンツとの調和
    • 配色を現コンテンツに近くし、なじませる。
  • さまざまな広告タイプ、さまざまなサイズ
    • イメージ広告、動画広告、テキスト広告など
  • 最適化
    • カラーパレット Color Palette
    • 広告フォーマット Adformat changes
    • 配置 Adplacement changes
    • イメージ or テキスト Image Ads V.S. text
    • リンクユニット link Units
    • 検索向けアドセンス Adsense for search
    • 複数の広告ユニット Multiplace search Units
  • カラーパレット(今回のテーマ)
    • さまざまなサイトでの配色例を挙げる。
      • なじませ系
      • 異色系
    • 実際に広告の色の設定デモ
      • 実際にリンクユニットと広告ユニットを入れてみる

実際に社員さんに説明してもらい、かなりよくわかりました。

今回のお土産はGoogleボールペン、Googleロゴ入りリングノート、それからステッカー、ケータイストラップでした。それから、MacPeopleの最新号でGoogle Adsenceを特集したため(Googleは未監修)その抜粋版が配布されました(コピーじゃなくてちゃんとコート紙印刷で綴じこまれているもの)。
あと、会場でアドセンスを申し込むとGoogleロゴ入りルービックキューブがもらえました。ちゃんとルービック社の許諾入りのちゃんとした玩具です。
(私は申し込んでいないですが……現状、当ダイアリーに広告は入れるつもりはないのです)



ちなみに、3回計画だそうで、次回は6月21日(木)です。
次は更なる「Google Adsence」の活用についてだそうです。