産経新聞のWeb版で2009.7.23から28までにおこなった血液型性格判断に関する読者アンケート調査の結果が発表になりました。それによると、
- 1477人(男性966人、女性511人)から回答
- 設問と回答割合は以下の通り。
- (1)「『血液型と性格』の関連を信じるか」
- YES→36%、NO→64%
- (2)「血液型性格判断の内容を知っているか」
- YES→74%、NO→26%
- (3)「血液型のために不快な思いをしたことがあるか」
- YES→42%、NO→58%
- (1)「『血液型と性格』の関連を信じるか」
とのこと。
相変わらず血液型性格判断をなんとなくでも信じてしまうヒトは多いようですが。
よく考えてみたらあるわけないんですよ、血液型で性格が分かれるって。
人間がたったの4タイプに分かれるなんて、乱暴すぎると思いませんか?
詳しいことは
のテストをやってみてください。多分、納得できるんじゃないかと思います。
血液型性格判断では、どうとでもとれるあいまいな診断結果しか言わない。それを無理やり当てはめて納得しようとしているのは自分自身です。
血液型なんかのあいまいな基準でヒトを判断しないで、その人とじかにコミュニケーションしてみた印象で判断すればいいのに。
それで悪印象だったら、距離を置くなり、付き合わなければいいだけの話じゃないのかな。
だいたい、長年連れ添った家族や夫婦、友人とかでも、「このヒトって実はこういうヒトだったんだ!」みたいなことって、往々にしてあるじゃないですか。そういうのと血液型って本当に無関係だと思いますよ。
とりあえず、A型でも家庭内ではズボラ、仕事ではパリッとしているヒト、何人か知り合いがいますよ。
仕事でパリッとしているからA型らしいですか? 家庭内の彼女はどうなるんですか。家庭内では血液型が変化しているとでも? それこそありえない話。これ、それがB型やO型、AB型のヒトでも同じことですね。
血液型で勝手に性格や仕事能力とかを判断されるのはむちゃくちゃ迷惑だから、まじめにこの価値観は根絶されてほしいですね。
小説ではあるんですが、言っていることは現実に即しているので、以下の本もお勧めします。
クラシックシリーズ11 千里眼 ブラッドタイプ 完全版 (角川文庫)
- 作者: 松岡圭祐
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/05/23
- メディア: 文庫
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