3回目のヱヴァ・破

いい加減自分でもしつこいかな〜、とか思いつつ、3回目を見てきてしまいました。やっぱり、面白いわ。
で、今回の収穫は、オリジナルグッズがそれなりに入荷していたこと。特に、前の2回では買いたくても買えなかった「eva EXTRA 04」と映画公式パンフレットがようやく再入荷していまして。あのかた〜いテープ封印をなんとかひっぺがして、中身を拝むことができましたよ。袋とじまでしっかりと。
お客さんは女性が多かった。レディースディですから、まあ、自分もそのクチなんですけどね。さすがに平日だけあって人数はそれほどではありませんでしたが、満員近くてどうしようもない状態だった前2回に比べたら落ち着いてみられる感じで良かったですよ。
あとはネタバレなので、改行を沢山します。













気になったシーンでメモしておきたい所。
あのADAMSこと、セカンドインパクトを加持さんが説明している、赤いバックに白いヒト(?)が4人立っているシーンの辺りで、槍が2本交差していて、それがどうも……旧世紀版でいうところの「ロンギヌスの槍」っていうアレにしか見えないような形状をしていたことです。それも2本とも、です。新劇場版のセカンドインパクトでは何が起こっていたんでしょう? 今後、もっと説明されることはあるのかな?


リツコさんがレイの最近の変化に対して「愛? まさか!」(だったかな)と否定するシーンのセリフのニュアンス、3回目でようやく並の否定の仕方ではなく、レイが何者なのかを良く知っているからこその否定だということが分かりました。


レイって、結局アスカの名前を覚える前にあんな戦闘になってしまったのかな……。いつまでも「2号機パイロット」って呼んでいたし。あのエレベーターのレイ V.S. アスカ シーンでは名前を呼ばなかったし。


あの悲しい戦闘シーンは、やっぱり、アスカに「いっちゃだめだいっちゃだめだいっちゃだめだ!」っていいたくなる。そしてリツコさんがきらいになってしまう(^^;)。しょうがないんですけど。


最後の方でシンジくんが頑張るシーンの演技力は本当にすごいです。何度見ても手に汗、というか、拳を握りしめて応援してしまう。
殴り合うとかの明快な戦闘的な描写というわけでもないのに、闘っている、というのがよく伝わってくる。敵のコアをぶちこわして中のレイを救出する、という感じなのかな、多分。
このシーン、レイは最強の拒絶タイプの使徒の中に閉じ込められてしまったわけなので、並の力では救出不能エヴァを乗りこなす自信も覚悟もないなんて言ってた「序」の最終戦闘のシンジくんはもういないですね。エヴァを降りたのはダミーシステムの存在と、人殺しをさせられそうになったことでの父への絶望感からであって、自信喪失とかではなかったし。
何が大人なのか分からないと言ってネルフを去ろうとした彼ですが、なんでもいいから綾波を守るのが彼流の「大人」なのかもしれないなあ、とか思いつつ。



本当はもっといろいろ書きたいんですけど、思い出すだけで頭がぼーっとしてくるので……。
迫力がすごかったなあ、いろいろと。
それにしても……ちょっと気になることが。次回作の「Q」ですけど。もしもシンジとレイが閉じ込められたままエヴァ初号機が凍結されてしまうのだとしたら、主人公は誰になるんだろう? 誰を主軸にお話を進めて行くんだろう? ここまではシンジの物語でしたが、次は「生きることを望む人々の物語」ということになるんでしょうか。


1年とか2年とかあとになるんでしょうね。「Q」が愉しみです!